ワコムから『Wacom One 13』という液タブがリリースされましたねぃ…
この『ワコムワン 液タブ』は、
価格も抑えられた液タブなのでどんな良さがあるか気になりますよね。。
ということで今回は、
◆Wacom One 13 は他の液タブとどう違いがあるのか?
◆Cintiqとの比較で違い・差は何か?
◆特徴・メリットやデメリットは何か?
これいってみます。
❤︎1、『Wacom One 13』の特徴(他の液タブと違う5ポイント)
- 1-❸、筆圧は最高数値ではない
- 1-❹、色域・カバー率はやや低い
- 1-❺、文房具メーカーのデジタルペン対応
❤︎3、Wacom Oneの性能・仕様
❤︎4、『Wacom One 13』と『Cintiq』の違い
❤︎5、『Wacom One 13』と『Cintiq』の比較【性能・仕様比較表】
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❤︎1、『Wacom One 13』の特徴(他の液タブと違う5ポイント)
『Wacom One 13』の他の液タブと違うポイント・特徴は、
❶ ワコム初の他メーカー同等に近い安さ
❷ スマホ(AndroidOS)にも対応された初の液タブ
❸ 筆圧は最高数値ではない
❹ 色域カバー率はやや低め
❺文房具メーカーのデジタルペン対応
大きくはこの5つ。
- 初めての液タブ
- 安く済ませたい
- Android端末でも使いたい
この辺りの方にマッチする内容になってます。
1-❶、『Wacom One』はワコムの液タブで一番安値
◆ Wacom One はワコム初の他メーカーと同等に近い安値の液タブ
ワコムではハイクラスな液タブとして人気のあるモデルが多く、
他社メーカーと比較すると価格は高めでした。。。
これまで、品質の高いワコムの液タブで一番安値なモデルは『Cintiq16』でしたが、
『Wacom One 13』は更に安く、なんと公式ストアでも42,900 円(税込)……
Amazonならもっと安くなってます。。。。
※タイミング・時期によって価格は変動します。
この価格帯は他メーカーの中華製の液タブ同等に近い安値になってる。
そして当然、ワコム液タブの中で一番安い価格。
ついに高品質のワコム液タブでもこの価格帯のものが出て、
より幅広く一般ニーズに対応でき、手を伸ばしやすいモデルが出た。。。
という感じ。。。
ちょっとおどろきでもあるけど、もうそういう時代なんですよね。。。
(⊙ ∀ ⊙)…w
1-❷、スマホ(Android)にも対応された『初の液タブ』
この『Wacom One 13』は、
◆スマホ(Android OS搭載機種)にも対応する初めての『液タブ』
スマホは見ずらいですが、モニターとしても活躍ですね。
『板型ペンタブレット』ではAnsroid対応の機種はすでにたくさんありますが、
『液晶ペンタブレット』はPCとの接続やPCと一体型のものなどしかなく、
スマホに同期できる液タブってなかったんですよね。。。
※もちろんPCとも同期・接続できます。
なので、スマホがAndroidOS搭載の方は特に注目の液タブになってくると思う。。。
ここが他の液タブと大きく違う特徴になる部分で、
『PCがなくても事足りる液タブ』としてよりスタンスも軽く、もっと広がっていくのではないかな?と思うし、
これから他メーカーでも出てくる感もある。。。
注意点としては、
- 対応端末チェック
- Android端末向け変換アダプタは別売り
というところは把握しておかないとな部分,,,
◆Wacom One 対応システム
※‘22.06.30での確認情報
- Windows® 7、8、8.1、10 (最新のSP適用)
- macOS 10. 13以降
- Chromebook : Chrome OS 87 以降 (カーネル 4.4 以降が必要)
- Android : Android OS(6.0以降)かつOTG機能搭載のスマートフォンやタブレット端末
- パソコンに標準搭載のHDMIポートおよびUSB-Aポート
- インターネット接続
Android対応デバイスについてはこちら参照
▶︎ワコム製品 動作確認済み機種一覧(Wacom One)
そこで性能的にはどうなってるの?というのが気になりますよね….
1-❸、筆圧は最高数値ではない
Wacom Oneの筆圧レベルは最高レベルの半分
ワコムの液タブの筆圧は現在最高数値の8192レベル揃い、、
そして、他メーカーの安価な液タブも現代では最高数値の筆圧のものが多い。
*『筆圧レベル』とは、
描画するときの手の力加減、圧力での反映レベルで、数値が大きいほどその反映が敏感になり、より強弱がつけられ、表現幅も広がる。
※詳しくは
▶︎❤︎1、筆圧最高レベル参照
筆圧レベルは他の高性能液タブよりは低めの4096レベル。
んが、
4096レベルも強弱の反映は豊かで十分な表現力が備わっいるのには違いない。
少し前までは筆圧2048レベルでプロの方々も世に残る素晴らしい作品を生み出されていたのですし…..
まぁできれば最高であるにことに越したことないけれど、
ここだけを極端にこだわる必要もないかな、というところ。。。
1-❹、色域カバー率ははやや低め
別環境での色再現力・統一力は低め
ただ、仕事としてメインに使う目的とかでない限り、そこまで神経質にならなくていい部分ではあるかと…
初めての場合は深くこだわらなくてもいいかも?と思うのですが、以下に一応詳細を書いておきます。
*『色域』とは、
画面上の色セットみたいなもので、そのモニターの色表現幅みたいなもの。
で、他の環境でも色の違いのギャップが少なくなるよう、
『基準規格』というのがあったりします。
シビアな現場では、更にその基準規格をどのくらいカバーできるのかの『色域カバー率』なども大事で、
『カラーキャリブレーション機器』でそのモニターの色を基準規格に合わせる調整が必要になってくる。
*『色域カバー率』とは、
その基準規格に合わせてモニター調整すればどのくらい再現できるかのパーセンテージ。
色の基準規格は、
- NTSC(アナログTVの色域規格)
- sRGB(国際基準規格)
- AdobeRGB(Adobe規格)
がありますが、
色域表現幅としては、
- AdobeRGB(Adobe規格)広い
- sRGBは標準的だけどやや狭め
- NTSCは広め・映像向け
近年ではAdobeRGB(Adobe規格)でカバー率も高い機種もガンガン出てます。
ワコムのハイクラス液タブなどでもそうなってて、
静止画像ではAdobeRGBでカバー率が高めなのが理想といえば理想。
(一概にそうとも言えない部分もあるけど….無難)
※詳しくは
▶︎❤︎8、色域(sRGB/adobeRGB/NTSC)参照
Wacom One 13 は、『NTSC 72%』
その基準となる色域カバー率は高くはない方。。。
標準的色域モニターとして高いパフォーマンスを望むのは難しそうかなと…
ただ、色チェック用の専用モニターを別途で用意するのも普通のことなのでその手もあるし、
この価格帯クラスの液タブでは色域の面でも素晴らしいというのはなかなか存在しないのも現状……
より安く気軽に液タブでデジ絵を楽しむという面を重視し、まずは液タブで描いてみたいというニーズに応えたモデルという意味ではそうなるかなと…
1-❺、文房具メーカーのデジタルペン対応
Wacom Oneでは、附属の『Wacom One Pen』以外に、
文房具メーカーのデジタルペンが対応されている!
これも今までにない新しいポイントですね、ユニーク!
自分の好きなメーカーのペンも使えたりするというのはより楽しい。。。
今のところの対応ペンは、
- Hi-uni DIGITAL for Wacom
- STAEDTLER, Noris digital
- LAMY, AL-star black EMR
- サードウェーブ, 三菱鉛筆9800 デジタイザペン(raytrektab用)
- サードウェーブ, raytrektab(DG-D08IWP)標準デジタイザペン
- Samsung, Galaxy Note and Tab S Pen
今後増えてく予定とワコムサイトの記載ある。。。
▶︎ワコム製品 動作確認済み機種一覧(Wacom One 文具メーカーのデジタルペン) 参照
❤︎3、Wacom One 13 の性能・仕様
◆ 『Wacom One 13 』のざっくり仕様・性能↓
表示サイズ | 13.3型 |
筆圧 | 4096レベル |
傾き検知 | あり(±60レベル) |
応答速度 | 26ms |
読取分解能 | 0.01mm |
色域 | NTSC72% |
視野角 | 170° |
タッチ機能 | なし |
液晶 | IPSアンチグレア |
表示解像度 | フルHD1920x1080 |
最大表示色 | 1677万色 (8bit) |
コントラスト比 | 1000:1 |
接続 | HDMIポート、USB-Aポート |
リモートキー | オプション |
※更に詳細性能・比較を先にしたい方は、このページの
▶︎❤︎5、『Wacom One 13』と『Cintiqシリーズ』性能・仕様比較表 参照
こんな感じで、さすが最新モデルなだけあって全体としては性能面もわりと低くはない。。。
◆『Wacom One 13』の性能をまとめると↓
❶ 筆圧は最高スペックのものよりは少し劣る
(ただ低くはない)
❷ 傾き検知機能付
❸ 応答速度(描画反映速度的な部分)低くはない
❹ 表示解像度も最大表示色もコントラスト比等も標準的
❺ 色域に関してはプロ仕様ではない
❻ Android(スマホ)対応できる
❼ 他メーカーに匹敵する安さ
❽ 13.3型(液タブとしては小ぶり)
❾ 文房具メーカーのデジタルペン対応
❶ 筆圧は最高スペックのものよりは少し劣る
❺ 色域に関してはプロ仕様ではない
❻ Android(スマホ)対応できる
❼ 他メーカーに匹敵する安さ
❾ 文房具メーカーのデジタルペン対応
この5点に関しては上記の特徴で書いた通りです。
それ以外の部分として、
❸『応答速度』とは、
描くときの画面反映速度、描画追従速度のようなもので、遅延に関わってくる部分。
(数値が小さい方が速く、性能がいい)
詳しくは
▶︎❤︎4、応答速度・読取速度・反応速度・レポートレート(ms/PPS/RPS)参照
Wacom One 13 の『応答速度は26ms』
絵を描くのに問題ない速度としては、25msくらいで、
30msになるとやや遅延が感じられる体感。
この部分だけ見ると問題ないレベルかなと。
この数値はワコムの各液タブごとに違ったりするし、各メーカーでも様々ですが、
上位スペックで8~14ms、ミドルクラスで25ms(30msくらいのもある)といった感じ。
基本的にはこの数値は速ければ速いほど描きやすくなりますが、ここの数値だけでなく、
- PCスペック
- ワイヤレス接続かケーブル接続か
- 読取分解能
- 視差
などの複合的なバランスはどうか?によってもかなり大きく変わるので、そこも考慮しておかなければならない点。
※PCスペックについての詳しくはこちらを参照↓
Wacom One 13 の場合、スマホ(Android)対応もあるので、Androidだけで連動させた時によっても違ってくる部分かもしれない。。。
❷『傾き検知機能』もしっかり搭載されていて、他の上位機種と同じく、表現幅が広いのもステキ
定規を使った線が描きやすいだけでなく、
塗りの濃淡・デッサン的陰影などもしやすくなります。
『傾き検知機能』は板タブでは備わってないものも多いのですが表現幅を広げるには欠かせない機能でもある…
❽ 『サイズ面』(13.3型のみ)
液タブとしては小さめですが、長時間べったり作業しない限りは支障はないかなと…
(描画可能エリアは大きい方が描きやすいけど作業スペースの問題などもあるし。。)
そして、サイズバリエーションは今の所なく、13.3型のみの機種となってる。
んが、小さいことでフットワークも軽くなるので、良い面もある。
Wacom One 13 の描画エリアは294x166mm。。。
板タブWacom Intuos、Intuos ProのMサイズなどより少し広いですね。。。。
そんなところで、
本格的にデジ絵環境をお金かけてしっかり作りたい、始めたいって方でなくとも、
趣味でサクッと楽しみたい、描きたいという方、液タブ入門的にも手を伸ばしやすいモデルがワコムからもリリースされたということですね…
お子さんへのプレゼントなんかにもいいかも。
❤︎4、『Wacom One 』と『Cintiq 』の違いを比較
価格帯の遠くないCintiqとの違いも注目されるかと思います。
上記で書いたような違いとほぼ同じなのですが、具体的にその違いを比較してみたいと思います。
◆『Wacom One 』と『Cintiq 』を比較しての主な違いは、
以下です↓
4-1、サイズの違い
Wacom Oneは13型のみで、液タブとしては小型↓
Wacom One 13↓ | Cintiq 16↓ |
・13.3型 ・アスペクト比 16:9 ・描画エリア 294x166mm | ・15.6型 ・アスペクト比 16:9 ・描画エリア 344x193mm |
Cintiqは16型と22型があり、中型〜大型の液タブになります。
22は大型になってくるので、上図ではWacom One 13と近めのCintiq 16とまず比較してみました。
基本的に液タブは大きめの方が描きやすく疲れづらいと感じるのですが、これは環境や制作スタイルによるかなと…
Wacom Oneはスマホでも使えるので、その面で言えば、逆に小型の方がマッチしますよね….
4-2、スマホ対応、筆圧、応答速度、色域、読取分解能、視野角が違う
性能・描き味や適応幅ではCintiqの方が一段階上↓
Wacom One ↓ | Cintiq ↓ | |
スマホ (Android対応) | ○ | × |
筆圧 | 4096 | 8192 |
応答速度 | 26ms | 22〜25ms |
色域 | NTSC72% | sRGB96% NTSC72% |
読取分解能 | 0.01mm | 0.005mm |
視野角 | 170° | 176° |
*『筆圧』の違い
(描く手の力加減・圧力での反映幅で、数値が大きいほど描ける強弱の幅が豊かになる)は、Cintiqシリーズなどのワコムのこれまでの液タブの半分。
筆圧レベルの違いって描き比べてしまうとその差は結構大きく感じてしまいますが、4096レベルでも絵を描くのに十分な表現幅はある。
高い筆圧レベルに慣れてしまってない限り、大きな違和感は感じないと思う。
*『応答速度』の違い
『応答速度』とは画面上でのある色からある色へ変化するまでの時間を指し、
単位は『ms』で表されていて、数値が小さいほど速い反応になる。
これはほとんど変わりませんが、『読取分解能』や、その他環境によっても変わってくる部分で、
Wacom OneはCintiqのこれまた半分の性能数値…
*『読取分解能』の違い
『読取分解能』とは、
ペン先がタブレット上を通過するときの検知ポイントの間隔。
(読取速度・応答速度の性能にも結果は影響してくる)
→ これはWacomさん表記では『mm』統一表記。
『mm』記載の場合、
値が小さければ小さいほどより細かくキャッチでき、性能がいい。
『応答速度』と『読取分解能』の組み合わせで言えば、Cintiqと描きごこち・描きやすさ・滑らかさでの差が出てきてしまう部分かなぁと…
ただ、価格や液タブのクラスも違うのでしょうがない部分かなと..
Wacom One 13 のみでのバランス、描画エリア面積、価格なども考慮すると、最小限控えめにした、という結果なのでしょう…
0.01mmという数値は、板タブのWacom Intuosと同じ数値。。。
(※板タブのIntuosも問題なくスムーズに描きやすい)
液タブなのでまた結果も違ってくるでしょうけれど。。。
この辺りは描き方によっては差が感じられる部分かもしれない。。。。
*『色域』の違い
上記の章でも書きましたが、WacomOne 13 の色域カバー率は控えめです。
Cintiq 16・22は、NTSC72%に加え、sRGB96%….
NTSCとsRGBの企画としての色域幅はNTSCの方が広めですが、Cintiq 16は、sRGBの標準的規格にも対応でカバー率も96%と高め。
Wacom One 13 はカバー率的には高くないので、ここも対応幅的にやや差が出てくる部分かなと…
ただ、普通にデジ絵を描く分にはこだわらなくて済む、必要ないという方も多いとは思う。
*『視野角』の違い
液晶モニターは正面から見るとちゃんと見えるけど、斜めからとか、
『角度のついた位置』から見ると、真っ黒く見えて、なんだかわかんない。。。
ってなるのもある。
つまり、ちゃんとモニターできる角度範囲。
それがちょっとだけWacom One 13 の方が狭い。
でもこれはちょっとだけで、問題ない範囲かなと…
4-3、付属ペンの違い
- Wacom One→Wacom One Pen
- Cintiq→Wacom Pro Pen 2
CintiqのペンはCintiq Proや板タブのIntuos Proと同じで、筆圧も8192レベルで形状もグリップ感もよく、かなり描きやすい。
対してWacom One Penは筆圧4096レベル(Cintiqの半分)。形状はやや細身。。。
好みで分かれる部分かなと…
で、
上記にも書きましたが、Wacom Oneは、
『文房具メーカーのデジタルペンが対応』されている…
ここも新しい大きな違い。。。。
※対応ペンは、このページ上記の
▶︎1-❺、文房具メーカーのデジタルペン対応 参照
4-4、付属特典の違い
Wacom OneとCintiqの特典比較
付属特典 | |
Wacom One | 【Windows、Mac向け】 *Adobeフォトプラン(2ヶ月ライセンス) 、 *Bamboo Paper、 *CLIP STUDIO PAINT PRO(3ヶ月ライセンス)、 パルミー 1ヶ月無料体験セット、 *Adobe Fresco(6ヶ月ライセンス) *Magma(プロバージョン 3ヶ月ライセンス) 【Chrome OS 向け】 *CLIP STUDIO PAINT PRO(3ヶ月ライセンス) |
Cintiq | 現在は特になし(時期によりけり) |
などですが、
※これは時期・タイミングにより変動あり。
注目は、クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)がらみでしょう….
ワコムワンとクリスタの場合
- クリスタEXがらみはない
- バンドルはPROのみ
- 期限以上使うならどのみち購入・課金が必要
クリスタバンドルの違い
- Wacom Oneとクリスタ
- 期限付きクリスタPROを利用可能
- Cintiqとクリスタ
- これまではEXがらみ
(現在提供期間切れw)
- これまではEXがらみ
バンドル版のクリスタは、使用期限があり、それ以降は課金が必要になる。
以前は優待価格で製品版にすることもできましたが、現在のは優待提供なしです。
このあたりもまた変動あるかもですが、’22.6月現在では、
- 3ヶ月後クリスタの利用を中止したい場合は期限切れる前に解約が必要。
(期限切れになる前に解約しないと、CLIP STUDIOアカウント作成時に登録したクレジットカードへ毎月請求が行われる)
- クリスタ2年ライセンスのは、ライセンス期間が終了した後は、機能が制限された体験版として利用が可能だが、優待価格での提供はなし。
つまり3ヶ月ライセンスのクリスタは月額利用プランのライセンスと同じなので、
いつまでが使用期限かを明確に把握して、その期限が過ぎる前に継続するか解約するか決める必要があるってことなのでそこは注意点ですね。
で、
CLIP STUDIO PAINT PROとは、イラスト機能が充実した素晴らしいソフト。
他、漫画やアニメーション機能でも充実している「EX」というフル機能のもあります。
できることの幅に結構違いはあるので、漫画やアニメにも力入れていきたい場合は知っておきたい点です。
※具体的な違いの詳しくをチェックしたい場合は下記のページ参照↓
ワコムの公式サイトでは限定セットなどもあるので、
(時期やタイミングでかなり流動的)購入前に用途や目的に合っているかも把握しておいた方が吉でしょう。
▶︎ワコム公式ストア
つまり、
Wacom One 13 では『試す』ことができ、デジ絵&液タブ入門ユーザーに向く。
Cintiqでは、描き続けたいと思っているユーザー、一段階先を見越したユーザー、目的が明確な方などに向く。
『Wacom One 13』と『Cintiq 』の違いを比較すると、
『利用用途・想定対象ユーザーが違う』↓
Wacom One 向けの用途↓ |
Cintiq 向けの用途↓ |
|
|
『Wacom One 13』は、AndroidOS対応機種でも使え、
より一般ユーザー向けに性能とコストを思い切って抑えたモデル、
性能や価格が抑えられ、初めての方でも購入しやすく、扱いやすいモデルとなってる。
対して、
『Cintiqシリーズ』は『超ハイクラス液タブのCintiq Pro』が欲しいけれど、
予算が足りない。。。
でもCintiq Proの描き味に近い液タブが欲しいというユーザー向けに少しだけ性能をあえて絞って価格も抑えたモデル。
というところ。。。。
でWacom OneとCintiqシリーズの細かい性能・仕様比較のまとめいきますね。。。↓
❤︎5、『Wacom One』と『Cintiq』の比較(性能・仕様比較表)
詳細内容の違い・比較は上記の通りですが、性能比較表一覧でチェックできるようにもしてみました↓
※画像・機種名をクリックするとAmazonへ。リアルタイム価格・評価・内容をチェックできます。 | |||
機種名 | Cintiq 16 | Cintiq 22 | |
筆圧 | 4096レベル | 8192レベル | |
傾き検知 | ±60レベル | ||
応答速度 |
26ms | 25ms | 22ms |
※数値が小さい方が反応が速い | |||
読取 分解能 |
0.01 mm | 0.005mm | |
※数値が小さい方がより精密にキャッチできる |
|||
色域 | NTSC72% | sRGB96% NTSC72% |
|
ダイレクト ボンディング |
× | ||
※視差を軽減するための特殊加工の有無 | |||
機種名 | Cintiq 16 | Cintiq 22 | |
視野角 | 170° | 176° | 178° |
ショート カットキー |
エクスプレスキーリモートオプション | ||
タッチ機能 | × | ||
サイズ 横x縦x厚 mm(約) |
357x 225×14 |
422x 285×24 |
570x 359×40 |
描画 エリア (約)mm |
13型 294×166 |
15.6型 344×193 |
21.5型 476×268 |
画面 解像 |
(最大)フルHD1920x1080 | ||
最大 表示色 |
1677万色 | ||
液晶 タイプ |
IPS方式 アンチグレアフィルム | ||
コントラスト比 | 1000:1 | ||
機種名 | Wacom One 13 |
Cintiq 16 | Cintiq 22 |
※項目内容でわからないものがある場合は
▶︎【ペンタブ・液タブの用語集】性能とか仕様項目の内容チェック!参照ください
❤︎6、『Wacom One 13』のメリット・デメリット
◆メリット・良い面としては、
- 品質・安定感・信頼感の高い人気のワコムの液タブを、
他メーカー(中華製)液タブと同等に近い安さで気軽に入手できる
- AndroidOS対応されたスマホでも利用できる
- 試せる要素が多い
この3点が大きい。
◆デメリット・微妙な面としては、
- 印刷物等にもガンガン対応させたい、広い範囲にも適応させたい、
基準規格に近い色味でモニターしたいとなった場合には厳しそう。。。
- 急速に進化して外部への対応も必要になってくると物足りなくなりそう。。。
というあたりかなと….
どちらにしても、
『液タブで描く』は、もう一般的なことになりそうで、
板タブは描きづらい、なかなか慣れない、という方にも朗報ですよね。。。
ただ、もう少し視野を広げれば、一歩上でワコムでも価格が抑えられた液タブもあるということ….
ちなみに、
ハイスペック液タブの
『Cintiq』と『Cintiq Pro』の違いもチェックしたいという場合はこちらを参照↓
ワコムの液タブでおすすめ・狙い目って?についてはこちらを参照↓
そんなところです。
ってことで、
楽しいクリエイトあれ!
しゃらんるあぁあああああ❤︎
\(`^`)b ( ̄v ̄)ゞ
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