XP-Penの
XP-Pen Artist24 Proという大型液タブこれがまたかなり高スペック&コスパ強なんで他の液タブと比較してその真髄に迫ってみたいと思います。
==先に見たいところへ飛ぶ↓====
▶︎XP-Pen Artist 24 Proの特長
【他の液タブと違うところ】
▶︎Wacom Cintiq Pro 24,HUION Kamvas Pro 22(2019)と比較
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❤︎1、XP-Pen Artist 24 Proの特長,違い
XP-Pen Artist 24 Proの大きな特長になる部分は、
- 23.8インチの広い画面
- 高めの画面解像度
(2K QHD2560X1440) - 応答速度が速め
(14ms / ≧220RPS)
この3点そろった環境、
→『画面サイズにマッチした高解像度で拡大縮小など最少にでき、反映速度のいい状態で描ける。』
しかも、
- 傾き検知機能あり
(60°) - ペン充電不要
- 色域%高め
(AdobeRGB90%)
などもそろってる、
『網羅型に近い性能高め24型液タブで10万切る価格』
というところかなと……
ガイド
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1-1、XP-PEN ARTIST 24 PROの性能・機能
1-2、XP-Pen Artist 24 Proの他の液タブと違うところ
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1-1、XP-PEN ARTIST 24 PROの性能・機能
- 筆圧レベル:8192
→存在する最高値
- 傾き検知機能あり(60°)
- ペン充電不要
- 応答速度/レポートレート
14ms/ ≧220RPS
→速めで高数値
- 読取精度
±0.01インチ(±0.25mm)
→高め
- 色域
90% Adobe®RGB
→高めの数値
- ショートカットキー等
左右で20+レッドリングホイール2
→多め
- 画面解像度
2K QHD
2560X1440
→高め
(国外メーカーのはほとんど1920X1080)
- 最大表示色
1670万色
→平均的
- 液晶タイプ
IPS
→標準的
- コントラスト比
1000:1
→平均的
- サイズ
632X370X44.8mm
→Wacom Cintiq Pro24より少しコンパクト
- 描画エリア
23.8インチ
526.85X296.35mm
→大型でわりと少ない
- 接続
USB-C ポート 1個
USB ハブ 2個
HDMI ポート 1個
DC ポート 1個
- スタンド
角度調整可能スタンド付
(16°〜90°)
- 値段
8万円台(‘21.3月時点、変動する可能性があるので都度要確認)
→このサイズ&スペックならかなり安値
1-2、XP-Pen Artist 24 Proの他の液タブと違うところ
上記でもある通り、
XP-Pen Artist 24 Proの大きな特長になる部分は、
◆広い画面で拡大縮小を最少にでき、その画面サイズにマッチした高解像度
◆遅延を感じない反映速度のいい状態で描ける
◆性能高めの大型液タブで10万切る価格!
↓
- 23.8インチの広い画面
- 高めの画面解像度
(2K QHD2560X1440) - 応答速度が速め
(14ms / ≧220RPS) - 傾き検知機能あり
(60°) - ペン充電不要
- 色域%高め
(AdobeRGB90%)
XP-Penで新たに最上位機種に当たる切り口のところ。
通常、大型サイズというだけで液晶タブレットは高額になってしまうのにこの内容でこの価格ってなかなかすごいことだと思う。。。
しかも24型クラスで。。。。
視差軽減のフルラミネートディスプレイの記載はないので
完璧な網羅型ではないですが、
XP-Penは読取精度,カーソルポジションの精度も優秀な方のメーカー…
視差(描画の際の画面上での隔たり感)も少ない方の液タブだと思う。
なんせ、
大型ディスプレイ&高め解像度での
高速なタッチにもバッチリ反応できる応答速度なのがポイント高い。
◆応答速度14ms / レポートレート≧220RPS
応答速度とレポートレートは、
描画の際の遅延・ラグに関わってくる部分。
応答速度14msは
Wacom Cintiq Pro 24と同じ数値で、かなり高速に描いても遅延を感じない域の数値。
レポートレートは、
266RPSが現在存在する最高数値なんだけど、
傾き検知機能ありの機種では≧220RPSというのは高めな方の数値。
描画の際のトータル的な反応速度は優秀な数値と言っていいレベル。
▶︎応答速度・読取速度・反応速度・レポートレート(ms/PPS/RPS)参照
◆ペン充電不要
充電不要のペンが採用され、旧式充電タイプで目立っていた沈み込みなどが軽減されたペン…..
▶︎パッシブペン・アクティブペン参照
◆色域:AdobeRGB90%
色域カバー率との表記はないけどAdobeRGBで90%は国外メーカーの中では高めな方…
◆画面解像度:
2K QHD 2560X1440
モニターサイズに対して画面解像度が高すぎたりすると、表示文字とかアイコンとか全体が小さく表示されてしまって逆に見づらいわ!ってなりうるし、
かといって24型で1920×1080だとやや低い感じもする…
▶︎表示解像度 参照
なので程よくマッチする2K QHD2560X1440を採用したんだと思うのですが、
国外メーカーの液タブでは1920×1080がほとんどなんでここもポイント高いと思う。
24型の広い画面では原稿原寸サイズに近い状態で描けるのでズームなどを頻繁にしなくてもいけるという利点がある。
その利点、大きな画面に合わせて解像度もちゃんと2K QHD2560X1440にしてるとこがニクイ笑
液タブ性能用語の意味、性能の目安数値等の全て詳細をチェックしたい場合は下記のページも参照↓
▶︎【液タブ】各機能と性能の目安を把握して選ぶ
ということで他の液タブたちと比較していきますね…
❤︎2、XP-Pen Artist Proシリーズでの比較
2-1、Artist24 Proと22R Pro,22E Proでの比較
- Artist 24 Proと、
XP-Penの液タブで中型以上のサイズで近い性能位置の
- Artist 22R Pro
- Artist 22E Pro
で比較してみました。
※画像か機種名をタップするとAmazonでのリアル価格と詳細をチェックできます。
Artist 24 Pro | Artist 22 R Pro | Artist 22E Pro | |
筆圧 | 8192 | 8192 | 8192 |
傾き検知 | ±60° | ±60° | なし |
ペン充電 | 不要 | 不要 | 必要 |
応答速度 読取速度 | 14ms ≧220rps | 14ms ≧200rps | 14ms 266rps |
読取精度 | ±0.01㌅ (±0.25 mm) | ±0.01㌅ (±0.25 mm) | ±0.01㌅ (±0.25 mm) |
読取解像度 | 5080 LPI | 5080 LPI | 5080 LPI |
フルラミ 加工 | × | × | × |
視野角 | 178° | 178° | 178° |
色域 | Adobe RGB 90% | NTSC 88% (AdobeRGB ≧90% sRGB ≧120%) | Adobe RGB 82% |
Artist 24 Pro | Artist 22 R Pro | Artist 22E Pro | |
キー | 20+ レッドリングホイール2 | 20+ リングホイール2 | 16 |
サイズ (約)mm | 632X 370X 44 | 570X 334X 44 | 567X 326X 30 |
描画 エリア (約)mm | 23.8㌅ 526X 296 | 21.5㌅ 476X 267 | 21.5㌅ 476X 267 |
画像解像度 | 2K QHD 2560X 1440 | 1920X 1080 | 1920X 1080 |
最大 表示色 | 1670 万色 | 1670 万色 | 1670 万色 |
液晶 タイプ | IPS | IPS アンチグレアフィルム | IPS アンチグレアコーティング |
コントラスト比 | 1000:1 | 1000:1 | 1000:1 |
スタンド | 角度調整可能スタンド付 (16°~90°) | 自由に角度調整可能な一体型スタンド | 角度調整可能スタンド付 (15°~85°) |
Artist 24 Pro | Artist 22 R Pro | Artist 22E Pro | |
XP-Pen |
この中では完全に目がいってしまいますね…..
❤︎3、XP-Pen Artist 24 Proと他メーカーの液タブで比較
3-1、Artist 24 ProとWacom Cintiq Pro 24,HUION Kamvas Pro 22(2019)での比較
- XP-Pen Artist 24 Proと、
他メーカーの、
- Wacom Cintiq Pro 24
- HUION Kamvas Pro 22(2019)
で比較してみました。
※画像か機種名をタップするとAmazonでのリアル価格と詳細をチェックできます。
機種名 | XP-Pen Artist 24 Pro | Wacom Cintiq Pro 24 | Huion Kamvas Pro22 (2019) |
筆圧 | 8192 | 8192 | 8192 |
傾き検知 | ±60° | ±60 | ±60° |
ペン充電 | 不要 | 不要 | 不要 |
応答速度 読取速度 | 14ms ≧220rps | 14ms | 8ms 266pps |
読取精度 | ±0.01㌅ (±0.25 mm) | 記載なし | ±0.5mm |
読取解像度 | 5080 LPI | 0.005mm (5080 LPI) | 5080 LPI |
フルラミ 加工 | × | ○ | ○ |
視野角 | 178° | 176° | 178° |
色域 | Adobe RGB 90% | Adobe RGB カバー率 99% | sRGB カバー率 120% |
キー | 20+レッドリングホイール2 | 17+タッチホイールリモート付 &モニタタッチ機能有無あり | 20+デュアルタッチバー2 |
機種名 | XP-Pen Artist 24 Pro | Wacom Cintiq Pro 24 | Huion Kamvas Pro22 (2019) |
サイズ (約)mm | 632X 370X 45 | 677X 394X 47 | 589X 344X 21 |
描画 エリア (約)mm | 23.8㌅ 527X 296 | 23.6㌅ 522X 294 | 21.5㌅ 476X 268 |
画像解像度 | 2K QHD 2560X 1440 | 4K 3840X 2160 | 1920X 1080 |
最大 表示色 | 1670 万色 | 10億 7,374 万色 | 1670 万色 |
液晶 タイプ | IPS | IPS アンチグレア フィルム | IPS アンチグレア ガラス |
コントラスト比 | 1000:1 | 1000:1 | 1000:1 |
スタンド | 角度調整可能スタンド付 (16°~90°) | 内臓スタンド付 (5°,20°) | 角度調整可能スタンド付 (20°~80°) |
XP-Pen Artist 24 Pro | Wacom Cintiq Pro 24 | Huion Kamvas Pro22 (2019) | |
Wacom Cintiq Pro 24はやはり流石の内容。。。
いや値段が違うので当たり前なんでしょうけれども….
そして、HUION Kamvas Pro 22 (2019)の性能内容もすごい….ゴクリ….
ただ、
HUIONは動画等などをチェックしまくってると、
地味に読取精度、カーソルポジションのズレなどが少し気になるかなぁと….
逆にXP-Penの場合、フルラミネートの記載がない機種でもズレ感って少なめに見える印象がある。。。
これはおそらく読取精度、カーソルポジションのズレが比較的少なめだからもあるんじゃないかなと………
実際その実機と実環境で1台1台がっつり試してみないとわからない部分ですが….
XP-Pen Aritist 22R ProやこのXP-Pen Artisut 24 Proはかなり良いのでは?と……
低価格というのを踏まえると合理的な選択なのかもな、と感じる……
❤︎4、大型クラスの液タブではかなり安くてコスパ強!
XP-Pen Artist 24 Proは、
◆広い画面で拡大縮小を最少にでき、その画面サイズにマッチした高解像度
◆遅延を感じない反映速度のいい状態で描ける
◆性能高めの大型液タブで10万切る価格
この『大型クラスの液タブで性能高め』では驚くほどコスパ強に思う….
これまでXP-Penの液タブでは、
XP-Pen Artist 22R Proが上位機種だったと思うのですが、それを上回る機種。
XP-Pen Artist Proシリーズの液タブでは最上位機種的な位置ですよね….
中型以上のサイズの液タブでは完全に注目すべき機種に思うです。
XP-Penの液タブ全体での比較でどれがおすすめかなどもまとめてますのでチェックしてみてください↓
他、HUIONの液タブや、Wacomの液タブなどにも興味ある方は参考までに↓
液タブ主要メーカー全体での比較のまとめ↓
そんなところです!
では、
楽しいクリエイトあれ!
しゃらんるあぁあああああ❤︎
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