実は、フレットレスベースってかなり
“潰しの効く楽器”
つまりフレットレスだけで普通にバンドのベースもできちゃうよね、
と思っているし、意外にもいろんなエフェクターとの相性もいいです。
迷ってるならまずは所有してみることをおすすめします!
おすすめのフレットレスベース
❶,Fender Jazz Bass Fretless
フレットレスベースでのおすすめは
『Fender Jazz Bass Fretless 』です
私も何本か所有してきましたが、この『Fender Jazz Bass Fretless 』は、
どのベーシストにも、まず最初におすすめしたいフレットレスベースです!
もちろん私も購入&所有しています。
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一般的な仕様>
- ボディ:アルダー(ポリフィニッシュ)
- 指板:ローズウッド
- ネック:メイプル、『U』シェイプ(グロスウレタンフィニッシュ)
- ピックアップ:ヴィンテージスタイルシングルコイルピックアップ
- コントロール:2ボリューム、1トーン
- インレイ:ホワイトドット
- 逆巻チューニング
◆FENDER JAZZ BASS FRETLESSがおすすめな理由は、
*JAZZ BASSはボディシェイプやネックの感じなどがとにかく身体にフィットしやすい。
*定番的・基礎的フレットレスの音色を体験できる。
*Jazz Bassタイプのピックアップはフロントよりとブリッジよりに別れてマウントされてるので、音作りの幅も広く、やりやすい。
*フレットレスなのにアンサンブルの中でも埋もれづらい音を本体のみででも作りやすい。
そして、
本体自体の強烈なクセがなく、
- 弾きやすい
- 対応しやすい
- 音作りしやすい
だからです。。。
種類でいえば、、
私は更に昔のバージョンのを所有してまして、
最初のメインベースでした。
(※当時はもっと値段やすかったし、仕様も微妙には違うw)↓
そのFender Japan Jazz Bass Fletlessで録音した音源
0分54秒くらいからベース入ってきます↓
Englishman in New Yorkカバー
演奏・アレンジ・歌・録音・ミックス:REACH_rh
音のヌケや中高域のツヤ感、メロウ感は、フロントピックアップの音量絞るだけで誰でも出ます。
これで腕が良かったらまさに鬼に金棒という感じ 笑。。。
エフェクトやアンプを介さなくてもヌケのいいなんとも良い感じのフレットレス音が出せる感触で、本当に買って良かったと思いました。
そして当時はもっと安く入手できたんですよね….
やばくない!?フレットレス!!!ってもうますます虜になった笑
更にボディもアルダーで重くなく、ジャズベのフォルムは身体にフィットしやすいので長く弾いてても疲れづらいのです。。。
フレットレスベースアプローチってやっぱりジャズベから始まってるような感じで、
どのフレットレスプレイヤーを聴いても、
根底にはどこかジャズベのニュアンスを経てきてる感があるように思う…
フレットレスの基礎というか、
根源的存在の音になってしまった音だと思う。
このルーツから発展していったらもっと自由になれるんじゃないかなと,,,
最初にこのfender Jazz Bassでの音作りを経験しておくと他のフレットレスベースを所有した時にも役立つ感じ。。。。
そう、Jazz Bassタイプのフロントとブリッジに分かれたピックアップで一度はそのバランス感覚を体感してみた方が音色の幅を知れる。
私もFender Japan Jazz Bass FL は最初に自分で選んで購入したベースですが、個性的過ぎる、またはクセがありすぎるものにしないで本当に良かったと思います。
後々の音色作り感覚に役立ち、意外とどの曲でも違和感なくハマるというか、潰しのきく楽器だったからです。
※ジャズベフレットレスの音作りに興味ある方は下記のページもチェックしてみてください。
簡単にフレットレスでもヌケのいい音にできます↓
で、
USAとJAPANのをよく見かけましたが、JAPANの方が価格はぐっと安かったりしました。
JAPANは部品(ヴォリュームネジ、カバー、など)、素材は安いのを使ってるなどで、お求めやすい価格を実現しているそうです。
(※以前お世話になったことがあるリペアの方に教えていただきました)
ですので耐久性はUSAの方があるらしい。
そして例えば同じアルダー材でも厳選してるとか。。。。。
※値段の差が出てくる大まかな理由についてはこちらを参照↓
気になる音の違いですが、JAPANとUSAでは違うといえば違うんだとは思う….
ただ、当時試奏してみたその場にあったJAPANとUSAではJAPANの新しいヤツでも十分鳴ってるように感じたというか、そこにある中では私はJAPANの方が気に入りました笑。。(どちらにせよ、JAPANでもUSAでも単純に音の『個体差』があるのはしょうがないことかなと….)
音量を大きくしたり、実際アンサンブルの中に入ったら体感音は違うのかもしれませんがね。。。。、
で、
『新品で購入するなら』指板の感じのニュアンスはなんか違うんだけど、音自体の差は極端にすぐ違いがわかるほどの開きはないように感じた。
(当時の感触です※オールドはまた全く別物に感じたけど….)
だからUSAにこだわる必要もないかなと….
完全なジャコモデルなどの場合は、
指板やフレットライン、コーティングなども違うし、新品でもボディが『ラッカーフィニッシュ』(経歴変化の出る味わい深い見かけになるのものもあったりしたように記憶してるんだけどどうだったかな?笑。。。)
そういった違いがはっきりある場合、耐久性の違い、音ヌケの違い(感度や立ち上がり)、ジャコの音の再現性の違い、見かけの違いなどなど当然確かにあるかと思う。
それらも含め、生産時期によって微妙に色々あり、
私が店頭で試奏してみた時期と現代とでも結構違う新しいタイプのも出ているようで、値段の違いも様々ある。
安いのはどうなんだろう?ってなるかと思うのですが、
究極にこだわってるわけでないのであれば、値段を抑えたFender Japan の通常のフレットレスで十分じゃないかな?と。。。
チェックしておきたい最低限のことは、
- 音が素直に伸びるか
(サスティーンの感じ) - ネック反ってないか
(目視と音でチェック) - 弦ごとの音量差が極端じゃないか(耳と体感でチェック)
- ピッチの安定感はどうか
- ガリ等はないか
(アンプ直でボリューム大きくしてみてのノイズもチェック) - 身体に下げた時の安定感はどうか(ヘッドがボディより下がりぎみにならないか)
Fenderで新品の場合、まぁ上記のことは通常問題ないとは思うけど,,,,
逆に新品で上記のことに違和感感じたり、問題を感じるならその個体はどこか欠陥を抱えてる可能性あると思う。
これらは音の好みとか以前のことなのでその場でチェックしてみた方が良いかなと,,,,
ちなみに、’62sの方がグッと高い。(JAPANだけど)
そしてJacoモデルは更にもう少し高い。。。
私が所有してるFender Jazz Bass FLは、この’62sのモデルの内容・仕様が同じっぽいし、見かけもそっくり。。。。
ただ、私のはFenderの1997年頃生産された、’62sモデル(もはやオールド?笑)
しかも、当時の価格は定価で77,000円、で、店頭で68,000円くらいで入手。。。
仕様は、上記のと同じく。。。。。。
- ボディ:アルダー
- ネック:メイプル
- 指板:ローズウッド
- ピックアップ:J-Bass VINTAGE(USA)
内容的には上画像の’62とほぼ同じように感じますが、値段が全然違うのでパーツとか厳選アルダーとか、色々違うのかもしない。
だからどちらかというと、上図の’60sにも近いのかもしれない…..
※ネックのシェイプタイプなどについても参照↓
こだわりがあって耳もテクも熟している方なら違いを感じるのかもしれないし、
実際に今聴き比べてみると違いを感じるのかもしれませんが、基本的にフィット感やネックの感じ、音の方向性としては、
MIJトラディショナル 60年代再現モデルでかなり満足できるんじゃないかなと思う。
ただ、カタチ・フォルムが同じようなタイプでFenderじゃないやつ、
それらのセットで販売されてる全部で15,000円!などのやつですが、
これも確かに弾きやすので良い面がありますが、
ペグやナットなど壊れやすい、すぐガリが出るなどは否めないし、材質もタンスかよ!笑って感じのもある笑
(セットで超低価格のを触らせてもらったことある笑)
ただ、だからと言って音が話にならないのか?ということとは微妙に違う。
音は好みによるし、
そういうタンスかよ!?って木の材質でもすんごい音抜け、音伸びがいいギターも触らせてもらったことあるし笑
耐久性に関しては…………
管理の仕方にもよるでしょうけれど、節々でメンテが必要なのは仕方ないことかなと…….
だからめぼしいのを決めたら、一度でもいいから試奏してみたらいいと思います。
音と見た目が気に入って、弾いてみた感触が弾きづらくなければ、きっと後悔はしないはず!
続いて、
❷,注目のセミホロウボディフレットレス
『Ibanez / Bass Work Shop Series SRH500F-NNF 』
で、昔からあるものじゃないんですが、音が素晴らしすぎ!
これは完全に今まさにおすすめの注目のフレットレスベース
↓
◆Ibanez / Bass Work Shop Series SRH500F-NNF
サウンドハウス ▶︎Ibanez ( アイバニーズ ) / SRH500F NNF |
これほんとヤバイです。。。。
って言うか、とにかく、音聴いてみて!!!
良いから!!!
そして安い!!!
今、私が初めてフレットレスを購入する人だったとしたらこれ行ってしまうと思う!!!
公式動画で音チェックできますね、奏者がすごいのもあるのでしょうけれど、
音がふくよかでビャウっという成分もあってこれかなりヤバイ感じします。。。。。。
とても私は好きです↓
商品情報からも良さそう!
↓
*マホガニー材チェンバー・ボディ、スプルース材をトップのセミホロウ構造
*Ibanezオリジナルの”AeroSilk piezo pickup”
●Semi-Hollow Body
チェンバー加工を施したマホガニー材にスプルースを貼り合わせた55mm厚のセミホロウ・ボディが豊かなレゾナンスを生み出します。
●Contoured deep neck joint
ハイ・ポジションへのアクセスを自在にします。
●WIDE ELBOW CUT
様々なプレイスタイルを想定した幅広のエルボーカットはプレイアビリティはもちろんデザイン性も重視しています。
●Aero Silk piezo pickup
Ibanezオリジナルのピエゾ・システムが、あたかもウッドベースのような、アコースティックで暖かみのあるピエゾ・サウンドを実現しています。また出力バランスのばらつきを解消するため、ブリッジ裏には弦ごとに出力調節トリムを備えています。
主な仕様
– Neck type SRH4 5pc Jatoba/Bubinga neck
– Body Spruce top/Mahogany back body
– Fretboard Bound Rosewood fretboard w/White off-set dot inlay
– Fret Black fret lines
– Bridge Custom bridge for AeroSilk Piezo system 19mm string spacing
ピエゾピックアップってとこもものすんごく魅力的。。。。
※ピエゾについては下記の内容を参照してみてください↓
私は現在メインベースは、
フェンダーセミフォロウ
ボディフレットレス!『fender PBAC -100FL』 を使ってます↓
(命名、”Husky Fat “ちやんです❤)
- 指板:ローズウッド
- ネック:メイプル
- ボディ:マホガニー、スプルーストップ
- ピックアップ:レースセンサー&ピエゾ
- ブリッジ:ローズウッド
- コントロール:1ボリューム、1ピエゾ、1バランサー
- (アクティブ)
これも、
『ピエゾピックアップ』と『レースセンサーというピックアップ』をミックスして音作りができ、『セミホロウボディ』。
結構共通点あるんですよね、木の素材とかも。。。。
で、この『fender PBAC-100FL』もやっぱりおすすめに思うのですが、
これは現在もうとっくに製造中止なので中古でしかありません笑笑
しかも、部品ももう同じのは市場にないんですよね,,,,
もし、
今新たに購入する必要が出てきたら間違いなくこれに変われるのは
この、
『Ibanez / Bass Work Shop Series SRH500F-NNF 』だと思っています。。。
ま、それはみなさんには関係ないことでしょうけれど 笑
それぐらい私は注目してるし、もっともっと人気出てきてもおかしくない素晴らしいフレットレスだと思うんですよね。。。
マニアの中で地味に注目されています。
しかも、
何と言っても値段が安い…..
少し小ぶりなのでぶら下げた時のフィット感も良さそうだし、
これはほんと今買いどき、注目のおすすめフレットレスに思う。。。
下の動画ではこの『fender PBAC-100FL』で演奏してるやつw↓
※セミホロウバデーについては下記のページも参照↓
❸GODIN ゴダンFRETLESS
これはサウンドハウスにしかなかった(’23年12月現在)
主な仕様>
- 5弦アコースティックベース
- フレットレス
- ボディ:Two-Chambered Canadian Laurentian Basswood、Solid Spruce Top
- フィニッシュ:セミグロス
- ネック:ハードロックメイプル
- 指板:リッチライト
- ナット幅:46.355 mm
- スケール:34インチ
- エレクトロニクス:
- LR Baggs saddle transducers blendable with Lace Sensor Magnetic
- Custom voiced LR Baggs OnBoard Preamp
- コントロール:ボリューム、ミッド、トレブル、ベース
- 付属品:ギグバッグ
ゴダンのフレットレスも試奏したことありますがこれもかなりおすすめです。
音の軟らかさ、ふくよかさ、共に素晴らしいと感じました。
弾き易さも抜群でした(弦を押さえやすい)
なにより、
ローのヌケ方が本当に心地いいです。
ここはJazz Bassとは全然違う魅力に思う。
ジャズベフレットレスは中域、高域が豊かでそこが魅力の1つでもあるけど、
ローの立体感、厚さはやや物足りなく感じる。
その上、通常、ベースのロー成分ってヌケづらいじゃないですか。。。
だからローを絞る必要が逆に出てきて、絞って初めてヌケてくる感じというか。。。
でもゴダンのフレットレスは存在感あるローが安定してて、
フレットレスというより、アップライトベースの太さ・モチモチ感的なものを求めてるような方にはFender Jazz Bass FLより好みかなと思う。
中高域のメロウ感というよりは、ローが素晴らしくブイブイ良くヌケる印象でした。
ビャウビャウ感より、モチモチ感、ファット感が好きな人にはたまらないと思う。
フレットレスベースでの自分の音色の好みを知ることは大事
フレットレスベースを選ぶにあたって、いろいろ目移りしてしまいますよね、、
なので、
- 自分の音色の好み
- 弾きやすさ
- 使う用途
- ルックスの好み
- 予算
を整理しておくと良いですよね、、
何を求めるのかによって変わってくるし、一口にフレットレスベースと言ってもかなり幅広い音の違いが有る。
どんな音を求めているのかの輪郭をはっきり捉えておいた方が良いですよね
できれば購入前に自分の好みをチェックしておくべし!
材質やピックアップ、ネック、指板によって当然音はがらりと変わるし………
自分の好みの音の材質は何なのかもチェックしておきたいところです。
私の勝手な好みで言うと アッシュ系の重い材質は音がしまっててゴリッっとしてるのでフレットレスには好みではありません。。。。
フレッテッドだと好きですが….
フレットレスなら出来ればマホガニーバックとか….アルダーが好きです
ビャウっという質感を出しやすい感じがする。
重いとまずLIVEで肩しびれてきて 声を出しづらいからヤってのもありますし笑
それと音は乾燥して軽くなった木の方が響くようです
(ホロウボディだとハウリやすくなりますが)
ただ、ベースの場合ある程度の重さも必要で、安定感があると何故か音抜けが良くなる感じがします。
あと、ネックの太さや指板の感じでも響きが著しく変わる。。。
そして、なんといっても ”ピックアップ”!
リアよりの音作りか、フロントよりの音作りか、パッシブか アクティブか それともピエゾか…….などなど
どれが自分の好みなのかチェックしておきたい
※パッシブアクティブについては下記のページに書きましたので参照ください↓
フレットレスの基本的、根源的なことを体験できるFender Jazz Bass FL は1本は持っておきたい楽器だと思う。
フレットレスの基礎的な音の感覚、音作りを体感するのにもまずはFender Jazz Bass FL から吸収できることは大きい。
そして、『ホロウボディ&ピエゾピックアップのフレットレス』も超魅力的なので是非お試しあれw
で、フレットラインなしのってかっこいいけど難しそうとか思いますよね……
ピッチはやっぱりさらに難しくなるけど、慣れるための味方グッズもあるよ!↓
とりとめなくなってきましたんでこの辺で。。。笑
ベースボーカル・ベース弾く・フレットレスベース・アップライトベース・歌う・機材などのカテゴリ↓
\(`^\(`^`)/^`)/ ♪
コメント
コメント一覧 (4件)
Fender Japan Jazz Bass Fretless、
仕様をみると私が持っているのも同じ機種かもしれません。
同じような価格帯でジャコパスモデルと通常モデルの
2機種はなかったような気がするので、おそらく。(^^;
私もジャズベースのフォルム、
機能美に惚れている一人です。(^^)v
ももさんこんにちは!
やはりこのベースって素晴らしいですよね
私は最初にお店でいじっってみたとき、
“ゲロ〜〜ほんとにジャコみたいな音出るなんて!”
ってびびりました
(もちろん音同じって言ったら怒られますが、フロントピックアップをややしぼると
かなりそのニュアンスが出てビックリして忘れられなかったのを今でも覚えてます笑)
今でもこのJAZZBASSを弾くと、間があけばあくほど、この完璧に近いフォルムと、弾き易さ、音にシビレてしまいます,,,,❤
ももさんのもうちのFunkJazzくんと仲間ですよね
シリアルNOも近いのかもしれません
S023893って書いてあります….
私のフレットレスはP095214でした。
Crafted in Japan+P0 + 5桁の数字なので1999-2002年製。
REACH_rhさんのFunkJazzくんはS023893なので、
Crafted in Japan表記ならS0 + 5桁の数字なので2006-2008年製 、
Made in Japan/表記なら S + 6桁の数字なので1994-1995年製のようです。
多少前後しているアバウトな場合もあるようですが。(^^;
当時バンドブームでフェルナンデスやヤマハのモーションB、
ユニコーンのEBI君と同じデザインのアイバニーズのベースが
流行っていた時期に、それらに何の興味も示さずジャズべに。
何十年経っても変わらぬ相棒っていいですよね。(^^)
めいどいん
じゃぷうわああぁあんでつ笑