音源はCDにしない とするアーティストも多いこの時代、
あえてCDにする価値というのはないようでやはりあると思うのですが、気になるのは、かかる製作費ですよね……
個人が自主的に自分たちのCDアルバムを作るとしたらどのくらい費用がかかってしまうか、どのくらい準備しておけば良いか?ふと思ったことありませんか?
実は、私のCDアルバムも気づいたらやっと、やっとほんのり黒字化してました笑
手にしていただけた皆様、本当にありがようございます
感謝しております
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
いやまあ、作業の99%を自分で完結させて制作費を圧倒的に抑えましたのであれなんですが…笑
それを記念にCD制作にあたって振り返ってみたいと思います
〜〜項目〜〜〜〜〜〜〜
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❤︎1、レコーディング費用、Mix・マスタリング費用
曲数や、やり方によって費用は大きく変わる
そして、依頼先によっても大きく変わる
ほとんど一発どりでやれば時間的に早くなるので、当然コストは低くて済む
でもちゃんとしたレコーディングでやるなら、ゼロから始めて1曲仕上げるのに、最低でも5〜6時間はかかると思う
だから曲数が多ければ当然倍々ゲームになっていきますよねw
トラック数や、編集の度合いなどによっても大きく変わる
*Recは 1h¥4,000~¥5,000、1日¥40,000〜¥50,000 (8H~10H)くらいのが多いようです
*Mix,マスタリングはセットで1曲¥25,000~くらいからが多い
マスタリングのみだと1曲¥3,000~¥5,000くらいの間が多いようです
価格はそのスタジオやエンジニアさんによりかなり差があります。もっともっとお得なパックなどももちろんある
そして、ミックスやマスタリングはだいたいお任せが多いとおもう
立ち合いでは価格は跳ね上がる
なんにしても相談してみることが必要で、相談することによってできることやわかることも増える
曲数が多くなれば若干サービスしてくれるのかもしれない
(個人でMixのみマスタリングのみなどは依頼したことがないのと、詳細が書かれてないサービスが多いのでなんとも言えない)
ここまでだけでもちゃんとやろうとすると3曲で¥100,000くらいにはなっちゃいますねぃ…..ふぅ
どうです?これで1曲¥250とかでDLできちゃうんですよ?笑
ここまではCD制作と言うより、音源制作にかかる費用ですもん……
アーティストの思考料、アイディア料、産みの苦しみ料なんて何よりも安いの?笑
いかに芸術的な産物より、誰かの助け、補助になる仕事の方が通常は強いかわかりますよね笑
❤︎2、CDブックレットデザイン費用
で、さらにこのデザイン的なものにも結構費用がかかってびっくりしますw
CDプレス完パケセットとかで一緒にやってもらうのがやや価格的には安く収まりそうな気がしますが、
デザイン制作は
*ブッックレット 2~4pで¥38,000〜とかになっちゃいます
さらに、色の本校正などはプラス¥15,000とかです
で、おそらくフリーのデザイナーさんなんかに依頼すると下手するともっとかかるのかな?…
ちなみにRh.jampjにご依頼の場合は現在圧倒的にお得です
(ただし納期日程は内容や状況によって変わります)
❤︎3、プレス費用(ケース・印刷)
これは当然CDプレス枚数によって変わり、
多く注文できれば割安になってきます
*100枚¥55,000くらいから
*500枚¥95,000くらいとかから
が真っ当な価格かなと、、、、
他、破格のプレスサービスもありますが、CDって100枚あったら1まいは走らないのが混じってたりします
購入していただけた方に届いたら!?って思うとなるべくプレス単価は下げ過ぎない方が良いかもしれないとか思ってしまう,,,,,,,
(ま、その可能性は0にはできませんが………..)
私はインディーのCDを買ったけど飛びまくって落ち着いて聴けないってことがあったりしました笑
取り替えてくださいと言わせるのはかなり残念なことです
その可能性はどうやっても消えませんが、可能性は低くしたいですよね………
格安のプレスでやるなら、最初から購入者に不良品はお取替えしますのでおしらせくださいときちり説明しておくべきかもしれません….
❤︎4、CD制作費用についてのまとめ
上記のように、結構果てしなく費用はかかります
通常のやり方でいうと、上記の価格は最低価格で、実際はもっとかかる可能性が高い
曲数はもっと多いだろうし、だいたいもっと録音自体に時間がかかる可能性もあるし、Mixが気に入らず、調整や編集のし直しを依頼したくなる可能性も高い
ただし、お金をしっかりかけられればかけられるほど、完成度は間違いなく上がるとおもう
お金をかけられないのならクオリティはどうしても下がる
これが当然の現状でしょう
そこで、どこに妥協点を置くかをしっかり考えておくといいとおもう
私の場合は、表面的なクオリティより、今できる最善の音を出す
ということを重視したつもりです
レコーディングだと時間的にカツカツになるため、調子が悪かろうととどうしようと決められた日の決められた少ない時間で当てにいかなければならない
私の場合、基本的にソロアルバムで、サポート依頼する金銭的余裕なんてなかった
だから全部のパートをやらなければならなかった
なので体力的にも集中力的にも1日や2日では圧倒的に無理だ
それとがっつり投資しきれないなら表面の音質は良くできても、内容やフィーリング、“ニュアンスの我を出せるようにする” のは難しいと思ったし、それで残念な思いもしたことがあるので、もう時間やお金を気にせずやりたいと思ったのです
逆に、お金をしっかりかけて、ばっくり赤字覚悟でやる
という妥協の仕方もある
もっと言えば、もっともっとお手製感をむき出しにして、プレス自体も自宅でやってしまうという手もある
限定50枚とかで,,
何にしても、mp3とかの音源でばらまくことができる時代に、物質としての音をプレスすること、それを誰かの手に届けることの奥深さ
そして逆にそう言った何かがこもったものを注文して手にできる感動などは、速度や便利さには代えがたいものが沢山詰まっている
きっとCDで音楽を聴くという行為は一般的ではなくなるかもしれないけれど、なくなりはしないと思う
そして、もうちょっとCDは流通していてほしなぁなんて想う私です
ってことでみなさんまだCD作りましょうう?
しゃらんるああぁあ❤︎
\(`^`)b