DTMに必要不可欠な機材は結構ありますが
PCのスペックってどのくらい必要なの?
ってまず考えると想う
私はもともとD™をするためにPCを購入したのでその辺が気になるところだった
当時の私は経験者に訊いたりするしかなかったのですが。。。
ちなみに私は音楽歴20年くらい、DTM歴10年くらいで、CDアルバムも一人で全部作って販売した経験もあります。
なので、自分のやり方だとどのくらいの環境が必要なのか始めた当初よりはわかってはきました。
なのでその経験から今回まとめてみました。
ただ、やはり個人差はあると思います。
公式にも通常は推奨スペックなど記載されてますが、それにもかなりの揺らぎがあるように感じる。
なので合わせて何らかのヒントになればと思います。
♥1、ズバリDTMに必要PCスペックは?
*DTMのPCスペックで備わっていて欲しいライン↓
◆Intel i7クアッドコア/3.0GHz前後
◆メモリ16G以上
◆本体ストレージ500GB以上
近年ではDAW自体の機能やプラグインの性能など高まってきていて、それを動かすPCにもそれなりのパワーが必要になってきてしまってます。。。
最新のProToolsなんかだと16GB RAM(32GB以上を推奨)と記載されていたり…..
▶︎Avid Knowledge Base Pro Tools システム要件
でもこんなのでノートだとMacなら25万以上ですよね。。。
Winならタイミングや
▶︎BTOパソコン通販 パソコンショップSEVEN
などで自分の好みのだけカスタマイズしていらないの排除してお得にできる。。。
Macで必死にアレソレしたり、量販店で迷ったりしてた自分がアホのように思えてくる笑………
で、
*DTMのPCスペック最低必須ライン↓
- i5デュアルコアなら2.7GHz以上でメモリ8GB以上
(メモリは増設出来るタイプの方がよい)
- i7デュアルコアなら2.5GHz以上メモリ8GB以上
(メモリは増設出来るタイプの方がよい)
- i7クアッドコアなら2.2GHz以上メモリは8GB以上
(メモリは増設出来るタイプの方がよいw)
- 本体ストレージは500GB以上あった方がいい
(ソフトやアプリが多いのとProTolsのセッションファイルを一時的に置くことが多いので)
→というか、SSDの方が圧倒的にいい
やり方や使うDAW、録音のしかたなどによって確かに変わってきますが、
正直、メモリは8GBでもかな〜りキツイのが現状でしょう。。。
メモリは16GBとかで尚且つ増設可能なものを選択した方が無難と感じます。
つまりガッツリDTMする気なら32GB積んでおきたいっていうのが本音になってくるかなと。。。
*上記の内容になる理由
使ってみて感じたことなんですが…
まず何に使うのか、どんな作業をするのか、どのDAWを使うのかなどでももちろん変わってきます。。。
例えば ProToolsで1,000本ノックべったり録音、とか、ソフトシンセかなり使うし、DAWのプラグイン(エフェクトやダイナミクス)も使いまくる予定の方、
つまりそれはややヘヴィユーザーですね笑
ソフトシンセとはDTMではDTMソフト内の音源になる音色たちのことで、よりPC自体のパワーが必要になってくる…
また、DAWのプラグインをかけてモニターしながら録音するのとかもかなりCPUに負荷かかって落ちたりする,,,
メモリがギリな状態で作業するとDAWが落ちまくったり、かたまったりなど、動作・挙動がおかしくなって超非効率になっちゃいます,,,
※ソフトシンセについて詳しくはこちらを参照↓
で、
私が最初に使ってきたPCは、
- i7クアッドコア2.3GHz
- メモリ4GB
- HDD512GB
でした。。。。
これで十分でしょって当時は周りには言われました。。。
時代がかなり前なので当時としてはそれでよかったのかもしれないけど…
(※’21年現在ではメモリ4GBは完全にNGと言えるでしょうう….)
でもプラグインなどもわかってくるといろいろやりたくなるし、
DAWもアプデで機能が進化してより性能の良いPCスペックが必要になってきています。
そうなってくるとすぐに厳しくなった……
録音するときはもうバッファサイズ最大にしてDAW内のプラグインなし、インターフェース側だけの音+外部エフェクト、外部プリアンプの方でなんとかしていました笑↓
’21年現在、クリエイターのPCってメモリ4GBじゃもうムリですよね。。。。。
現在仕事用(グラフィック系です)では↓
- CPU :2.7GHz Intel Core i7
- メモリ:16GB
- グラフィックス:Radeon Pro 460 4096 MB/
Intel HD Graphics 530 1536 MB
を使ってます。
DTM用は、それとは別に
(まだ私はProtools10を使っているのでスペックもギリでやってます 笑)↓
- CPU:2.8GHz IntelCore i7
- メモリ:8GB
- グラフィックス:Intel lris 1536 MB
を使っています。
(仕事用のよりスペック低いですが、DTM専用にしてスタンドアロンにしてアプデせずに使ってます。)
このスペックだと以前よりは全然いいですが、もっとメモリ欲しいです………..
っていうかわりかしキツイ 笑
だからこれが私の最低基準値…
HDはデスクトップ上にデータファイルを置いてない地点で私は184.56GB使ってます
あとは増える一方です⬇
まあ400GBでもいいですがないですよね
128GB,256GB,512GB,720GB,1TBとかで….
256GBは作業スペースとしてはちょっと心細いし……….
128GBは完全にアウトな感じ笑
あと上記にも書きましたが、SSDの方が立ち上がり早いのでもうSSDを選択した方が良いと思う。。。
でもこれらはあくまでも私的な話で、作業スペースを外付けHDにすればかなり違うのかもしれない↓
ここで注意点は
データバックアップ用ストレージは、PC本体ストレージとは完全に分けた方がよいってこと……….
ストレージは、いきなり飛ぶ(壊れる)可能性があるので、保管用と、作業用は分けておいた方がいいです。
そしてPC本体に入れたままにしておくとどんどん容量を圧迫していく一方なので、
完成したらそのファイルは別のストレージへ全てバックアップして本体はなるべく置かない、削除してデータはソフト・アプリ以外空にしておくのが基本。。。。
今後PC本体のHDD,SSDの容量はどんどん低くなってきています。
なのでバックアップ用ストレージは別に持っておくべきでしょう。。
それプラス、クラウド上のストレージをバックアップ倉庫として使うのが多いと思う。
そうするとどこにいてもデータファイルを引っ張り出せて便利だし、
絶対に失いたくないデータは、バックアップ用ストレージを自分の手元においておいて、それプラスクラウド上にもバックアップしておけばかなり良いのではと,,,,
仕事で使うデータファイルとかでなければそこまでする必要ないかもですが、デジタルデータは便利だけど一発で失ってしまいやすいリスクも常にあるので、その辺りは油断は禁物であるのも確かだと思う。。。。
(私は音楽ファイルはクラウド上には保管してないですがバックアップ用ストレージには保管しておいてます)
あとは妥協できるところ、切り捨てられることは何か?を決めておくといいのかな….
♥2、プロセッサて?
(プロセッサ名、プロセッサ速度、プロセッサ個数、コアの総数、メモリ)
まず、プロセッサとは、
プロセッサ (processor) は、コンピュータシステムの中で、ソフトウェアプログラムに記述された命令セット(データの転送、計算、加工、制御、管理など)を実行する(=プロセス)ためのハードウェアであり、演算装置、命令や情報を格納するレジスタ、周辺回路などから構成される。内蔵されるある程度の規模の記憶装置までを含めることもある。プロセッサー、プロセサ、プロセッシングユニット (processing unit)、処理装置(しょりそうち)ともいう。「プロセッサ」は処理装置の総称で、システムの中心的な処理を担うものを「CPU(Central Processing Unit)」(この呼称はマイクロプロセッサより古くからある)、集積回路に実装したものをマイクロプロセッサ、またメーカーによっては(モトローラなど)「MPU(Micro-Processing Unit)」と呼んでいる。
▶︎https://ja.wikipedia.org/wiki/プロセッサ より引用
- CPU – 中央演算装置、中央処理装置
あれだ、つまりPCの脳ってことね笑
CPUがその中心部ってことのようですねぃ………
Intel (インテル)とかAMD(エーエムディー)とかありますね
Intelの話しになりますが、
*Intel Core i3,i5,i7とか、それがプロセッサ名
(i5が通常でi7が高性能とされている)
*GHzがプロセッサの速度(クロック数とかいうやつでこの数値が2.0以下だと低いかな..)
*コアは処理をするところでコア数はそれが何個あるかってことで
(デュアルコアが2個、クアッドコアが4個ってこと)
*メモリは一時的にデータを置くためのスペースで、HDはデータを長期的に保存する場所
で、単に全て大きければそれでいいんですが、そうすると価格は跳ね上がります笑
なので、全体のバランスが重要かなと,,,
例えば i5デュアルコアでも3.0GHz以上あってメモリが8Gとかだったら結構良いともいえるし、
逆にi7でもデュアルコアで2.0GHz、メモリ4Gとかだったらわたしなら作業するのはストレスでハゲルと想います笑
てかPC落ちまくったり固まりまくったりしそう….
♥3、DTMのPCならMacとWinどっちがいい?の件
*どっちがお得?
Macに興味がある人でも、価格的な問題でWinにしようかなって考える人は多いと思う
DTMを本気で本格的にやろうと思うなら、
進化や買い替え、修理なども考慮していかなきゃですよね。。。
そのあたりから、やはりWindowsの方が合理的に思う…
Macはトータルで言えば使いやすいしMacのみで完結できることが豊富だったりするので大好きですが、
DTM用のPCとして考えるなら断然Windowsが有利に思う。
Windowsの方が変化して買い替えていくことを考えると価格的にも安くていいスペックをゲット出来るし
互換性も広くて楽…………
合理的に考えられる人や、
プロミュージシャンもDTMにはWindows、という方が私の周りには多い……
つまり安く快適な環境を維持しやすいから…..
そしてOfficeには色々あって
エクセル、ワードだけのやつ、パワーポイントも入ってるやつ、何も入ってないやつとか色々あるのでそこは要チェック。
(いやこれはDTMにはあんまり関係ないけれど、楽曲管理や歌詞、日程、企画、見積もり、顧客管理、経費管理などなどまとめたりするにもある程度PCは使える奴であってほしいじゃないですか,……w)
激安とかはoffice入ってなかたりするのと、オプションで選べるような商品は365・Persinal ・Professional ・Personal はかなり違うなど要注意です
(店員さんもわかってない人ばっかりですぞ笑 わたしもなんだかよくわからなくなってくるけど笑)
⇒ ProfessionalとPersonal がごっちゃになってる店員さん多い
(下記のようにゼンゼン内容違うので店員さんしっかりして下さい。てかそれが企業努力なのかな?笑)
*Offoce 製品ラインナップ
※Office365は最初無料でついてきても月々有料になる
Office Professional premium ⇩ | Office Home& Business Premium ⇩ | Office Personal Premium ⇩ |
永続的, Word,Excel, Outlook, PowerPoint, OneNote ,Publisher, Access, 1年間のOffice365 |
永続的, | 永続的, Word,Excel, Outlook, 1年間の365 |
(詳しくは Office 製品ラインナップ 参照)
Lenovoは私も以前社員時代会社で使ったことがありますがあたり良かったです
Lenovo公式オンラインストア▶︎Lenovo
*Macなら?
正直、通常新しくDTM始めるならMacだとかなり損になると思う…
私はMacなのですが、これまで使ってきたソフトや環境の問題や、
もう今更合理的に考えられない 笑 などからです……
もし今から新たにDTMを始める立場だったとしたら、Windowsを選ぶと思う 笑
MacはWeb系、デザイン系に関わる仕事をする場合や、トータル的な部分では確かに超便利ですが、
とにかく高くつく….
ただ、
Macでも購入のしかた、タイミングによってはやや出費を抑えられる↓
♥4、Mac整備済品
私のように合理的になれない、なり損ねた 笑 などの方は、
Mac整備済品で自分に合うものが出るタイミングをチェックしておくといいと思う。。。
私はMac整備済品を2回購入しています。
どちらも当たり製品で今も現役で活躍してくれています。
Mac整備済製品についての詳しくは下記のページ参照↓
2022年追記=================
で、色々書いてきましたが、
調べれば調べるほど、BTOパソコンが現実的。。。。
『受注生産』だとハイスペックPCでコストをバックリ抑えられる。。。ふぅ。。。
▶︎BTOパソコン通販 パソコンショップSEVENDTMではある程度PC自体のスペックが高くないと現代の高規格なソフトなどに対応しきれなくなるのが現状なので、
無難にBTOパソコンが賢いのかなぁ。。と思う。
もっと言えば、映像系のことちょっとするにも圧倒的PCスペックが必須になってくる。。。
制作に集中するために重要なのはソフトとか周辺機器ももちろんなんだけど、
要になるのはPC…PC自体のスペックが一番重要ってひしひしと感じる今日この頃……..
Macキツイゼ 笑。。。。。。
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ってことで、
楽しいクリエイトあれ!
しゃらんるあぁああああああ❤︎
DTMに関して知っておきたいことやProToolsについても色々書いてますのでチェックしてみてください!↓
(-v-)b
コメント
コメント一覧 (3件)
Win使ってます。絶対にお勧めしません。制作には。なぜならシステムが突然止まるエラーがよくあります。スペックが高くても意味ない。それって最新のsurface pro4とかでも同じらしいです。要は予期せぬシャットダウンがちょくちょく有る。これってライブ中に音が出なくなるってことで、とてもじゃないけどマジで音楽作ってる人には使えない。音楽って止まったら違うものになっちゃいますもん。絶対に止まっちゃいけない時にWindowsは止まります。だから俺は二度と制作では使わない。スペックに騙されちゃいけないかも。
Kさん初めましてこんにちは
Winで音楽制作はしたことがないのですが、やはり突然止まったりするんですね,,,,,Macもあります笑
マシンはやはりスペックのことだけにとらわれないでリスクを分散させておくか、もうそういうものとして諦めておくかどちらかなのかもしれませんよね…