ワコムのペンタブIntuos旧モデルと新モデルの違いとは?適正がわかるようにしてみた!の巻

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ワコムIntuos 旧モデル 新モデル 違い
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ワコムのペンタブでIntuosシリーズがありますが、

旧モデルと現行モデル(新型モデル)があり、どう違うのか?が購入の際に気になってきますよね。。。

今回はその、

◆Wacom Intuosの旧モデル・新モデルの違いを明確にし、選ぶ際の適正がわかるようにしてみました。

ちなみに私はIntuos旧モデル使ってきましたし、新モデルIntuosも描き味を何度も試してみています。

で、現在は『Intuos Pro PTH-660/K0』をメインに使っています。。。

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❤︎1、Intuos旧モデルと新モデルの違いは7つ

❶ 筆圧レベル
❷ マルチタッチ機能の有無
❸ 読取精度
❹ サイズ
❺ ワイヤレス対応
❻ ショートカットキーボタンの位置
❼値段

基本的な違いはこの7つ。。。。

あとは、付属ソフトの違いなどです。

1-0、CLIP STUDIO PAINT PROバンドルの件

まず先に付属ソフトバンドルソフトについてですが、

インストールできる付属ソフト系は時期やタイミングによって流動的です。

で、旧モデルで、『CLIP STUDIO PAINT PRO』がバンドルされていたモデルがまだ市場に残ってる。

以前、期限付きのクリスタでも『優待』があり、正規版として使い続けることも選ぶことができました。

んが、上記のように、内容は現在変わっています。

基本的にこれから新たに購入する場合、バンドル版のクリスタは『優待提供されていません』。

バンドルされるクリスタが目的の場合はこのページ最後の方の
▶︎クリスタ目的の場合参照

更に、以下で詳しくまとめてますが、本体機能面の差違いなどもあるので、その辺り許容範囲かなども把握してから選択した方がいいです。

これは違いになる部分ではないかなと思うのですが、先々のためにも知っておきたいこととして最初に記載してみました。

1-❶、筆圧レベルの違い

  • 新モデルは旧モデルの倍の筆圧レベル

新旧モデルの筆圧レベル

新モデル旧モデル
4096レベル2048レベル※1

※1
旧モデルの筆圧レベルは、当初1024レベルだったが、ドライバのアップデートで現在は筆圧2048レベルにはできるようになってる。

それでも、新モデルの場合、その倍である、4096レベル

2048レベルで問題あるってわけではないのですが(私も使ってました)、

現在のデジ絵に使われる板タブ・液タブの筆圧レベルはもう当然のように8192レベル(現状最高レベル)が起用されたモデルばかりです。

違いわかるの?ってなりますが、これ結構違います。そして、ものすんごく描き味良くなってます。

その中であえて2048レベルを選んで表現幅を狭めるのはあまりワクワクしないかなぁと……

どうです?….

1-❷、マルチタッチ機能の有無

  • 新モデルなし、旧モデルあり

マルチタッチ機能とは、タブレット上がトラックパッドみたいな感じで、指でタッチして、ズームや移動などがそのままできてしまう機能。

新モデルにはない機能で、旧モデルでは採用されてる意外な点。

これ、実は液タブで絵を描く際かなり便利な機能。

通常、上位機種でタッチバーやリングなどが付いててそれで対応してますが、

このように直接タブレット自体にタッチ機能がついてるのは液タブ系の高額なクラスになってきちゃう。

ただこの機能については賛否両論あり、変な時に反応して描きづらいから逆にOFFってるって方も多いみたい 笑

多分それもあって新モデルでは採用されなかったんだと思われる….

ニューモデルではIntuos Proからの採用になっている。

慣れて思うように操作できるなら便利な機能ではあると思う。

旧モデルでもIntuos Draw(CTL-490)には付いてないのでそこは注意。

1-❸、読取精度の違い

  • 新モデルは更に精度が上がっている

新旧モデルの読取精度

新モデル旧モデル
±0.25mm±0.5mm

読取精度とは、ペンを置いた時の位置情報の誤差を表す数値で、数値が小さい方が精度が高い。

主に中央とハジ側でも数値は変わってきますが、この誤差が大きいと描くときの違和感、描きづらさに繋がり、かなり重要な部分でもある。

これも倍の差があり。

その差はその時の感覚やその人によって体感違うと思うのですが、新モデルの描き味がグッと良く感じるのはこの読取精度の差と筆圧レベルの差にあるのではないかと思う。

1-❹、サイズの違い

  • 描画エリアの広さは同じ、だのに新モデルがややコンパクト

Mサイズ例

新モデル旧モデル
200x160x8mm210x169x10mm

描画エリアは同じく152x95mm

サイズは厚みも含めて、新モデルの方が少しコンパクトなのに、読取可能範囲(描画できるエリア)は変わらないので、
描ける広さはちゃんとキープしつつ、少しフットワーク軽くなった。

1-❺、ワイヤレス対応の違い

ワイヤレス対応は、

  • 新モデル:Sベーシック以外デフォルトで対応
  • 旧モデル:『ワイヤレスキッド別売り』対応

基本的に絵を描く場合PCスペックなどによっても描きやすさ(遅延など)が変わってきますが、

ワイヤレスよりUSB接続の方が感度が良い感じなので、

ワイヤレスはあまりおすすめに思わないのですが、ワイヤレスにしたい人にとってはここは重要かなと…

1-❻、ショートカットキーボタンの位置の違い

  • 形と位置が違う(使い勝手は変わらない感じ)

ショートカットキーボタン(ショートカットを割り当てられるボタン)の位置ですが、

旧モデルのキーと新モデルのキーは形と位置が違います。これで見た目でもすぐ旧モデルか新モデルかわかる。

使い勝手で言えば、描きながら押すには旧モデル型の方が個人的には押しやすいですが、ほとんど差はないかなと…

どちらでもサウスポーでも対応できる形状になってる。

これの詳しくは下記の▶︎❤︎2、Intuos旧モデルと新モデルの見分け方参照

1-❼、値段の違い

  • 旧モデルがなぜかそんなに安くなってない

値段は当然Amazon等も視野に入ってくるので、やはり流動的なのですが、比較的旧モデルはあまり安くなってない….

しかも中古が降り混ざってる場合もあるのでここはちゃんと都度注意しておきたい点かなと….

Intuosの旧モデルも、ペンタブとして十分活躍してくれる商品であることに変わりないことだと感じてますし、旧モデルがダメって言ってるわけではなく、

これから購入するなら新モデルのが利点が多いのでは?ということです。

ということで以上がIntuosシリーズの旧モデルと新モデルの違いのまとめです。

❤︎2、Intuos旧モデルと新モデルの見分け方

これは簡単。

上記にもあるように、見た目だけですぐにわかります。↓

ワコムIntuos 旧モデル 新モデル見分け方
ワコムIntuos 旧モデル 新モデル見分け方

上図のように、ショートカットキーボタンが、旧モデルは左右に分かれてて新モデルは上部一列に繋がってます。

ボタンの形状と位置が違う

型番も違いますが、そこは紛らわしいので、見た目でチェックのが早いかなと….

❤︎3、Intuos旧モデルをあえて選ぶ理由があるとしたら

上記の通り、旧モデルは新モデルより筆圧が半分も低いのに、そんなに安くなってません。

なので基本的には、今ワコムIntuosの旧モデルを選ぶ、購入する意味はほとんどないと思う。

もしも、これからあえて選ぶ理由がある、意味があるとするなら、

◆ 筆圧が高くなくても『マルチタッチ機能』が欲しい

という場合なら良いかなと…(S、M、ミントカラーなどもあり)

Amazon
▶︎ワコム Intuos Comic 【旧モデル】 Sサイズ ブラック CTH-490/K1

マルチタッチ機能はIntuos Draw(CTL-490/W0)にはないので注意。

==追記========

◆3D用のが欲しい『ZBrushCoreソフトウェア付属』がいい

ZBrushCoreの提供は現在では終了しているので、これは意味がなくなりました。

====================

基本的には、新モデルIntuosシリーズの方が筆圧レベルも高く、描き味が断然良いので新モデルが良いかなと。。。↓

❤︎4、Intuos新旧モデル【性能・仕様比較表】

最後に、Intuosシリーズ性能・仕様の比較表です。
画像をクリックするとAmazonでチェックできます。↓

画像をクリックするとAmazonへ。リアルタイム価格・評価・内容をチェックできます。
種類



旧モデル
Intuos
3D



旧モデル
Intuos
Comic



新モデル
Intuos
シリーズ

筆圧レベル 2048(※1) 4096
傾き検知 なし
ペン充電 不要
読取速度 133pps ? 133pps
読取分解能 2540lpi
(0.01mm)
0.01mm
読取精度 ±0.5mm ±0.25mm
ボタンキー 4つ
種類



旧モデル
Intuos
3D



旧モデル
Intuos
Comic



新モデル
Intuos
シリーズ

マルチタッチ機能
IntuosDraw×
×
Android対応 × ○(※2)

サイズ
mm

S

210x
169
x10

200x
160
x8

M

275x217x
10

264x
200
x8

描画エリア

S

152x95mm

M

216x135mm

ワイヤレス対応 オプション
Sベーシックは×
種類



旧モデル
Intuos
3D



旧モデル
Intuos
Comic



新モデル
Intuos
シリーズ

(※1)ドライバ最新アップデートにより有効。
(※2)OGTアダプタが必要。
新モデルIntuosはクリスタ期限つきライセンスでDL可能。
旧モデルIntuos 3DにはZBrushCoreソフトウェア付属。

そんな感じで、これから安くて描き味も良いワコムのペンタブを購入したいとなった場合は、基本的にはニューモデル(現行モデル)がいいかなと。。

ワコムのペンタブ全種類網羅して試し、性能面も比較した結果としてのおすすめは
下記のページをチェックしてみてください。特徴別、目的別の適正もわかります↓

ペンタブの選び方がよくわからん、仕様項目の内容がわからん、という方は、下記の内容をチェックしてみてください↓

クリスタ目的の場合、実はクリスタの公式サイトから導入する方が手っ取り早いしお得な面が多いです↓

バンドル版のクリスタ

CLIP STUDIO PAINT PRO(2年ライセンス)は、ライセンス期間が終了した後は、機能が制限された体験版として利用が可能だが、
優待価格での提供はなし。

3ヶ月ライセンスのCLIP STUDIO PAINTは、3ヶ月後利用をやめたい場合は期限切れる前に解約が必要
(期限切れになる前に解約しないと、CLIP STUDIOアカウント作成時に登録したクレジットカードへ毎月請求が行われる)

付属ソフトは、時期、タイミングにより、種類・内容が変動される場合があります。

クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)は、DL版(公式サイトの無期限版 永続ライセンス)がお得↓

ってことで、

楽しいクリエイトあれ!

しゃらんるあぁああああああ❤︎

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