絵本、画集の自主出版、自主制作って『あなたも作ってみませんか?』というお知らせなどさらりと軽くフォイフォイきますよね 笑
んが、これ、けっこうヘヴィである笑
CD制作も大変だったけど、コストはプレス以外自分でやればかなり削減できたんですよね、
でも絵本、画集となるとなかなか削減できないようです。。。。
でもでも、作りたい という方は結構多い
そこで今回は絵本制作、画集制作にはどんなことが必要だろう?などをメモしてみました
❤︎1、絵本、画集にはどんなものがあるのか?
*1-1、大きさ・サイズ
病院とかの待合室なんかを思い出すと絵本の大きさって超マチマチ?正方形っぽいのから横長だったり、
けっこう小さいものもあったような………..
規定外のサイズから、A5 とかA4 とか色々だけどこれは印刷屋さんによって対応の幅がけっこう違うみたい、、、
あとページ数や綴じかた,部数などでもかなり違ってくるようです
なので当然、どのくらいの大きさでどのくらいのボリュームでその作品を表現したいのかによって大きく変わってくるでしょう
*1-2表紙&カバー
- 表紙の部分は基本的には本文とは別で厚くして加工されたものが多い
- マットと光沢を選べる
- 光沢加工してるとわりかし汚れにも強い
- マットは色を見やすいけど汚れや傷もつきやすい
- 加工とカバーは追加料金がかかるところがほとんど
- (15ページ以下だと表紙を別にすることは難しいみたい)
*1-3綴じ方
- 無線綴じ・・接着剤を使う, 比較的薄めの紙向け, 何年かで劣化しやすい, 横幅が210mmまでとかページ数56Pまでとかの規定があるところがある, 中央が見づらい(4の倍数ページ)
- 糸綴じ
- ミシン綴じ・・これも大きさに規定があったりする、、32Pまでとか、、、
(8の倍数ページ),劣化しづらく、ページの全面も見やすいけど無線綴じより料金が高くなりがち - 糸かがり綴じ・・40ページ越えなどにも対応可能で強度がある, 大きく開けて見やすい, 厚い用紙や、ページ数の多いものに適してる, 制作日数もかかり、料金も高めになる(8の倍数ページ)
などが多い
他にもたくさん綴じ方あるようなのでこれも印刷屋さんに確認が必要
※ページ数はできるだけ大きな紙に無駄なく印刷するため、一面に8ページづつ印刷したりとか色々みたい。なので4の倍数とか8の倍数とかのページ数になってくるようです。印刷屋さんに確認しましょうう〜〜〜〜
❤︎2、目的、用途を明確にして相場金額をチェック
基本的には、
==印刷料金を左右するもの====
- データを自分で作るのか
- 丸投げ?スキャンは?
- 部数やページ数、サイズは?
- 本校正するのか
- コーティングや紙の素材、厚みは?
- 綴じ方は?
- 納期は?
- 店頭におきたい?
===========
などで大きく変わる
例えば店頭に並ばせたいとか、もしくは個人的なものでいい、とか、販売が目的とか、記念に、とか、まとめ、節目としてとか、作品集として活動の宣伝のためとか、いろいろあると思いますが、、、
それらによって構成、ページ数や部数、見せ方、なども変化してくると思う
また、大事なのは色やタッチなのか、ストーリーや流れなのか、などによっても制作の初めの段階から作業内容は結構変わってくる
色やタッチが大切ならデータ制作の段階から繊細な作業が必要なのと(つまりカラー変換や保存ファイル形式、濃度などをどうするかなど)、印刷屋さんでの色校正をある程度しっかりやる必要が出てくる
そのあたりの曲げられない部分を明確にしておいて、それなら相場はどのくらいかをネットショップやリアル店舗などで調べまくっておく必要がある
そしてデータを自分で作るのか、それとも印刷屋さんにお任せするのか、店頭に並べたいのか(販売が目的か?)などによっても当然大きく価格は変わる
❤︎3、予算を決める
相場が大体わかればどこをどう削るかを潔く考えられる
その上で予算を決め、さらに調整していく
最大ここまでと、最低このくらい、を決めておくと良いですよね
部数、ページ数、紙の質感と厚さ、納期、データをどう作るかなどで調整していく感じですね…
❤︎4、印刷屋さんを決める
上記のことを大体把握しておけばあとは当てはまる印刷屋さんを探すのみ
っていうか印刷屋さんをどこにするかが作品の次に一番大切で、
印刷屋さんによってデータの作り方を変えなければならないのでここはとても重要
ある程度妥協せずに諦めずに複数から選別した方が良い
価格も仕上がりも入稿規定も印刷屋さんによってかなり違います
自分の理想から大きくズレすぎないように丁寧に確認しながら選んでおきたいところです
チラシやビラなどはまた別ですが、色味がものをいう作品はやはり色校正できるところでないと厳しいように思う
❤︎5、入稿規定やルール、できることできないことなどを確認する
やり方はもちろん色々あって印刷屋さんに丸投げする場合も、元ネタをどう渡すのかはそれぞれ違う
データを自分で作る場合なんかはもっと繊細な確認が必要だし…….
データは自分で作ってあとは印刷してもらうだけの場合(完全原稿)の場合は一番コスト削減できる(Ai,ID,PSD)
他、最近ではエクセルやパワポでも入稿できるところも多いので自分である程度やってみるのも良いと思う
あとは印刷屋さんとツーカーなデザイン事務所などに外注というのもありかも
(※ただこの場合は知り合いにデザイナーがいる、とか、信頼の置けるデザイナーの知り合いがいるなどの場合以外は、印刷屋さんに直接依頼した方が早いし安く収めやすいと思う→印刷屋さんにもデザイナいるか印刷屋さんもそっちの知識や経験豊富)
==自分で画集印刷データを作る場合のチェック事項==
- 印刷屋さんにめどがついたら入稿ファイル形式をしっかり確認
(Ai?,PSD?,PDF?,ID?,EPS?など) - 配置画像はリンクか埋め込みか
- 配置画像のファイル形式
(EPS?,PSDやTIFFってあり?) - 画像濃度
(Japan Color 2001 Coated,350%でいい?300%までとか言わないでね?笑) - 画像解像度
(CMYKなら350dpiあればいいよね?) - ソフトのバージョンの確認
(cs6?ccなの?)
=================
などなどですね
詳しくは下記のページ参照↓

❤︎6、日程を立てる
上記のことに大体めどがついたら日程も計算しておきたいですよね…
色とかよりも納期は?ということが印刷屋さんは気になります笑
日程に余裕があれば料金もやややすくなるところもある
ってか急だったら当然高くなっちゃうよということですね。。。。。
あとは下記の内容も大事かなと思う↓

まずはそんなところではないでしょうか?
ってことで楽しいクリエイトライフあれ!
しゃらんるああぁあああ❤︎
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