曲作りは
- 誰かに作る場合(提供する場合)
- 自分が歌うために作る場合
に大きく分かれると思う
あなたはどっちですか?
『歌う』というのは肉声で歌うっていう意味の場合もあれば、ボーカロイド系の場合もあるし、もっと言えば楽器でうたう場合も含めてのことなんだけれど、、、
実際ボーカルがメロディを歌うための曲であったり、各楽器でメロを歌う場合もあれば、ある1つの楽器をうたわせるための曲であったりなど様々だと思う
そのどの場合にも何がメインか、何の音、誰の声(音)を響かせるための曲なのかを意識すると、面白いよね、というお話しです、、、
〜〜項目〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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❤︎1、誰に歌ってほしいのか?
1-1、歌う人が決まってる場合
これは、
- バンドをやっていてボーカルがいる
- 歌うたいに依頼された
- あるボーカリストの曲のコンペに応募してみる
- あるベーシストやギタリスト、サックスプレイヤーなど、楽器を弾く人に曲を提供する
などなどあると思うのですが、
まぁ、ここが決まってる場合そのメイン、歌い手(楽器の場合も含め)のことを意識しない人はいないと思うのですが、
その人のことを調べて、
- どんな特性を持っているのか、
- どんな色、個性、声(音)なのか
- どんなストーリーを生きてきたのか
などを探ると思う
そして、
- どんな響きが合うか
- どんな響きが意外性があるか
- どんな響きをその人から聴きたいか
などを当然意識すると思う
その人の適正・音域・声質(楽器含む)を調べ、
- どの音域が響くのか
- どの音域が響かないのか
- その人のどんな響きが好きなのか
それらが作る時のイマジネーションをくすぐるわけで、そこに標準を合わせれば迷いも減り、そこ意外は捨てることができる
で、その人のことをもっと好きになり、ファンになれるのが一番面白く、イマジネーションが膨らみやすくなると思う
たとい恋愛対象でないとしても、その人を口説き落とすくらいの気持ちで作るのが理想的と思いませんか?笑
つまりその人だけの為に、あなただけのために作るということで、
その究極にパーソナルなものだからこそ他の誰かにも響いたりしてしまうものなのかなと思う
これらって歌う人が決まっている場合、プロの作曲家やアレンジャー、プロデューサーなどは当然意識していることだと思う
つまりこの感覚を意識して曲を作る人とそうでない人の差はものすごくあるんじゃないかと私は感じる
どんな人間にも良いところというか、個性や美味しいところ、愛せる部分があるはずで、そこを引っ張り出すことこそが作曲家・アレンジャー・プロデューサーの仕事なんだろうなと思う
極端に言えば素材が良いものをそのまま生かすより、
煮ても焼いても食えそうにない、、、
その売れ残った残像こそ料理しがいがあるようにも思える笑
だって声質の良い人が歌えば何を歌っても良く聴こえるし、耳を傾けてもらいやすい
(いや、そういう人に作る方がいいか 笑笑)
もちろんそれを実際成し遂げることは当然、簡単なことではないでしょうし、
そこを意識してると、逆に『あ、無理、この人合わない』って割り切ることもできるかもしれない
そのくらいの感覚でいる方が面白いんじゃない?ということなんすがね….
1-2、歌う人が決まっていない場合
で、上記意外に、誰が歌うか決まっていないけど曲を作る場合も多いと思う
そんな場合でも、どんな声(音)のどんなストーリーを持った人に歌って(鳴らして)欲しいのかを最初にできるだけ狭くイメージしておくと漠然と作るより面白いと思う
逆に誰でも歌いやすい歌(出しやすい音)、多くの人、不特定多数の人に適応できるであろう曲を作ろうとする方が難しいと思いませんか?
もっと言えば、
- オファーされてもいないのにイモトアヤコさんに歌ってもらうためとして曲を書く とか
- 宇多田ヒカルさんにオファーされた気になって曲を作る とか。。。。。。。
それだけで全く違った想像力が広がると思いませんか?
その人から聴いてみたい響きをイメージするだけで途端にこれまでと違ったものが広がってきませんか?
それだけ、誰に歌ってほしいものなのか?
誰に響かせてほしいものなのか?を意識することって威力があることなんだと思うんですよね….
例えば歌って欲しい人(鳴らして欲しい人)っていうか、この人いいな、と思える人がいるなら、手の届かないような人の場合でもその人用に作ってる気になれば作る原動力になるんじゃないだろうか?ということ。。。
❤︎2、逆に歌う人の場合
2-1、歌う人が作る場合
この場合、当然自分を響かせるためなので一番分わかってるつもりで、一番見失いやすい距離感に思う
- 自分の声をどう響かせるのか?どう生かすのか?
- そしてそれをどう壊すのか?
- どう捨てるのか?
- どう割り切るのか?
- しまいにそんな全ても真っ白になっちゃうのか?
- どう離す(放す)のか?
- どう客観するのか?
- どう盲目になるのか?
などなど。。。。
- 逆にあえて誰か別の人に歌ってもらうために作る気になって作るのも面白いと思うし
- 究極に盲目になって出てくるものをただ思考なく作るのもあり
- 作曲家になった気分で自分という別の生き物と客観視して書くという気になってもいいだろうし
- 自分の声を研究して遊ぶのも面白いだろうし
- すんごい似合わない苦手かも?と思うものをあえてやる
などなどいろいろ気分を変えると面白いかなと…..
自分のことだとつい客観視できなることが多いと思うので自分を他人事のようにあしらうのもたまに良いと思う
2-2、誰かが作った曲を歌う場合
で、歌うたいの場合、誰か他人が作った歌を歌うということもあると思う
その場合、
自分ならどうなっちゃうのか?的な
ぶち壊して失礼極まりないかもしれないけどごめんしてねw
くらいの厚かましさを許してあげたら面白いかなと….
その通りのイメージでやってもつまらないというか、、、、
ありものの曲をやるならなおさらだけど、その素晴らしい枠を取っ払える感覚がある人は面白いなぁと思う
もっと言えば、そんなこと意識しなくても歌い手ならその人が歌えばその人ワールドが炸裂してしまう、ベツモノになってしまう
というのが理想ですよね
たといそれがマイナスの変化だとしても。。。。。。
曲を作る時そんなことをたまに意識してみると面白くない?
ということで、何らかのフックになれば幸いです。。。。
※P.S
曲を作ってる人やクリエイトしてる人で、私はこうやって作る、こうやって広げてる、これこれを意識してる、などなどの話し、
作り方、発想の仕方、マンネリ対策、リフレッシュの仕方、などは人それぞれでいろいろなやり方がると思うんですが、それらのお話しって面白いと思うんですよね、、、
なので、私のやり方を言わせて!や、または書いてるので覗いてみて、などの方がいましたら是非お知らせください。
拡散したり(私は拡散力ないですがね笑)、インタビュー的なQ&Aしたりなども面白いかもしれない、、、
あなたは ど?
ってことで
楽しいクリエイトをば!
しゃらんるあうわあぁあああああああ❤︎
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