クオンタイズ(リズム修正)ってDTMでは簡単にできますよね。
MIDI音源のクオンタイズはあまりにも当たり前ですが、
生の演奏もやはりクオンタイズしたくなるときありますよね、、、、
生録したものの揺らぎって、
ある種、人間にしか出せないグルーヴ感だと思うので、
あえて機械的に整列させない方がいい場合も多いとは感じるのですが、
例えばですが、
パーカッション的にそこら辺を叩いて録音や、外部打楽器でテキトーに録音とかも、
何回も録音するよりさっと録音してクオンタイズした方が早い場合もあったりで…笑
ProToolsは昔からそのあたりの生録に対する優れた編集機能があるのがすごいところだったようですが
今ではほとんどのDAWでできるようですね、、、
ということで今回は
『ProToolsでの生演奏トラッククオンタイズのやり方』をまとめておきます。
通常のクオンタイズの仕方はこちらの中で書いてますので合わせて参照ください↓
❤︎1、エラスティックオーディオのRhythmicでサクッとクオンタイズ
*グリットの単位に自動で整列させるやり方です
手順❶
エラスティックオーディオのRhythmicモードにする
対象トラックの左側の三角フラスコみたいなマークをクリック
(※タブラのスペルが間違っているようですがスルーしてくださひ笑)
“Rhythmic” を選択
手順❷
対象トラックの対象クリップを選択した状態で、
イベント>イベント操作>クオンタイズを開く
(Macショートカットは→option+0 )
手順❸
エラスティックオーディオのクオンタイズ修正パネルで設定する
(Macでのショートカット→option+0 でパネルが表示されます)
エラスティックオーディオイベントになってるはずです
- クオンタイズグリット:クオンタイズの基準になるタイミングをメニューに表示される音符から選べる (8分音符とか16部音符とか)
※基本的にはこの基準になるタイミング設定のみでいけると思う
さらにこだわってスイングさせてみたいなどや、クオンタイズに違和感を感じる場合は他の設定も試してみるといいと思う
- 連符指定:クオンタイズグリットを連符で指定もできる
- グリッドのオフセット:ツッコミ気味やみたり気味などにもできる
- ランダマイズ:かっちり機械的なものにバラツキを加えることもできる
- スウィング:裏打ちにタイミングを後ろにズラすことによりグルーヴィにしたりもできる
- 指定範囲のみ適用:わざとズラしたタイミングも生かすにはこの設定値を下げる
- 指定範囲内を除外:グリット付近のタイミングのズレを生かしたい場合設定値を上げる
- 強さ:元々のタイミングのズレのゆらぎをある程度生かしたい場合設定値を下げる
で、私はクオンタイズの基準になるタイミングを8とか16くらいにしておいて、その他の違和感は手動でちょいっと直すのが楽でそうしてます 笑
❤︎2、ワープで手動修正
上記の基準になるタイミングでさらっとクオンタイズしたら、
手動で違和感のある変に修正されてしまった部分を直します
手順❶
対象トラックの左側の波形とかなってるタブを開く
(先に対象トラックの対象クリップを選択しておく)
手順❷
“ワープ” という項目を選択すると、選択してあるクリップの表示が変わり、三角マークが表示される
(※全体の表示が小さすぎると見えませんが、拡大すると見える)
手順❷
上記のように三角マークをダブルクリックすると、好きな位置、タイミングにズラせる
そんな感じですw
エラスティックオーディオって何かと便利w
テンポ変えるとかもラクラクw↓

ってことでサクッと楽しくいきたいですよね
しゃらんるああぁあああ❤︎
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