位相、フェイズ、反転、逆相って何?の巻

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MS処理する時などに “位相を反転させる” という内容が出てきますが、何のために?

というか何それ?ってなりますよね?

MTRの時代から “フェイズ” ってのがあって “逆相?” って何だかハテ?

私にはあまり関係なさそう?みたいな距離感がありましたが………

どうやら避けきれなくなってきたので調べてみました笑

〜〜項目〜〜〜〜〜〜〜〜

❤︎1、位相って?音楽民に関係あるの?

❤︎2、使いどころは?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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❤︎1、位相って?音楽民に関係あるの?

相位とは?

位相(いそう、英語: phase)は、波動などの周期的な現象において、ひとつの周期中の位置を示す無次元量で、通常は角度(単位は「度」または「ラジアン」)で表される。

たとえば、時間領域における正弦波を

y(t) = A sin(ωt + α)

とすると、(ωt + α) のことを位相と言う。特に t = 0 における位相 α は初期位相と呼ばれる。あるいは単に、この正弦波の位相は α であるということも多い。いずれの定義を採用するにしても、上記の式のA: 振幅、ω: 角周波数、α: 位相の3つのパラメータにより、正弦波は完全に記述される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/位相
(by wikipedia)

ってことよw お解り?

いや わかんない 私にはゼンゼンわかんないよ 

波形?波?波動みたいなものなのぅ?

音で言うと音波?みたいなもの?

音の波、方向、みたいな?

そんな感じのことにしておく..笑

で、これって別に演者側にはあまり関係ない気がしていた

特に私には関係ないかな?って….

でもHD MTR には “phase” とかいうスイッチがあって逆相にできますよ?みたいな項目があったりしてなんとなく気にはなっていた笑

それでもそっとしておいてたのですが、笑

MS処理がどうしたこうしたとか追っていくと “位相を反転” させることが必要になってくるので少しだけ蓋を開けてみた笑

パカリ

結局、音を録音する人、そして今ではMIXエンジニアさんなんかには必要不可欠なことみたい

単なる音楽民にとってはその蓋を開けたくなった時や開けざるをえなくなった時までそんなに関係がない領域かもしれない?

ただ、音の位相をいじってバランスをおかしくすることによって起こる現象を利用してできることもあるので、知っていて損はないの?

そんなところ,,,,,,,,,,,,

❤︎2、使いどころは?

使いどころはズバリMS処理する時その雰囲気はわかっていた方がいい
(私は MS処理とかいうのをやってみてしっくりこなかった原因を探るためにこの内容に直面しましたw)

それと、例えば 『歌モノ2MIXの歌を消してオケだけにしたい』などの場合、この原理を活用するようです

それと生楽器、ドラムとかなどのレコーディングを自分でしなければならない状況の場合に必要な知識のようです

“反転させてぶつかる音どうしは音が消えるに近い現象が起こる”

ということなんですが、

音波_01-min

例えば下図のこの波形に対して、同じ山の波形を重ねると、音は倍増しますよね、もちろん

音波 _02-min

でも、逆相、反転させた音を重ねると…..

無音-min

なくなる

し〜ん………

=============

押すエネルギーと、引くエネルギーの値が同じなら、値が0になってしまう

プラス10マイナス10をぶつけるとプラマイ0になる

===============

ということのようです

音波_01-min

             に、反転させた音を重ねると、

音波 _02-min

    ↓

無音-min

なくなっちゃう笑

実際には完全に消すことは難しいみたいですが、この原理を利用して色々なことが試されたりしているようです

音楽で言うと、

この原理を元に、歌声だけほとんどミュートしてみたり、

SM処理する時にサイドの音から中央の音を消して

サイドと中央のトラックに分けて音作りやMIXをしたりする場合もあるようで、

LRの音に、Rの音を反転させて、LRのトラックを再生すると中央の音がなくなったようななんともへんてこりんな音像になる 笑

そういった現象を利用するということみたいですねぃ……

とりあえずやってみたのでその音源を貼ってみておきまーすw

元曲のノーマルステレオ音源

Rサイドを逆相にしてみた音源


なんとも変な感じがしますよね?笑

両サイドに広げてセンターの音を削った音源


(これはLとRそれぞれ反転させているサイド音源なので、LとRのパンをセンターにしてボリュームを同じにすると無音になりましたw)

で、元々のステレオ音源のヴォーカルトラックが完全なモノでセンターにあればヴォーカルは消える

ということになるっっぽい

上記の音源は元々の2Mixのヴォーカルトラックはステレオトラックも重ねてあるのでその分が消えてないのと、空間系のプラグインをステレオでかけてるのでその左右に散った分が消えてない感じ…

MS処理の場合は、センターとサイドの音に分けて捉えて編集するのでそのためにこの原理を活用する

ということのようです

原理的にはなんとなくわかるような気がするのですが、実際やってみて音を確認してみるとなんだか想像と違ってやってみると答えに遠ざかる感じがした笑

この『?』感はとりあえず保留にしておこうと思うw

ってことでした〜〜

では楽しい逆相ライフをば!

しゃらんるああぁあ❤︎

MS処理を手動でやってみた (ProTools)も参照
(ちょっとリライトしました)

\(`^`)b

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