DTMする人に限らず、
- エンコード
- エンコーダ
- コーデック
- ビットレート
- サンプルレート
などよく耳にすると思うのですが、
ニュアンスでしか把握してなかったりしません?
ということでちょと突っ込んでチェックしてみました。
❤︎1 、エンコード・デコード・エンコーダ・コーデック
音楽ファイルで言いますと、
- エンコード:
ファイル形式を変換すること
・WAVからMP3へとか
- デコード:
エンコードしたものを元に復元すること
※エンコードは、ファイルを圧縮することそのものを指す場合もあります。
その場合、デコードっていうのは、圧縮されたデータを「聞くことができる」状態に戻すことでもある
コメントいただきました<(_ _)>
- エンコーダ・デコーダ:
エンコード・デコードするソフトウェア、装置のこと(エンコーダー・デコーダー)
- コーデック:
ファイル形式の変換の仕方のこと
非可逆圧縮方式とか可逆圧縮方式とかあるみたいですね….
つまりデコードできる形式のものと出来ない形式のものがあるようです
wikiのコーデックページの下の方に詳しく書いてあります
・MPEGオーディオ用コーデックとかは非可逆圧縮方式、つまりデコードできないんですね…
・Apple Lossless(Apple Lossless Audio Codec、Appleロスレス) – iTunesやQuickTimeなどに搭載されているコーデック可逆圧縮方式でデコード可能
・Windows Media Audio (WMA) – Windows Media Playerに搭載されているコーデックはどちらの形式にするか選択できるようです
ソースはwikiなどで調べてみました
エンコードは、符号化ともいい、デジタルデータを一定の規則に従って、目的に応じた符号に変換することである。エンコード方法の詳細は符号化方式を参照のこと。
コンピュータにおいてはファイルの圧縮(「高効率符号化」ともいう)あるいは暗号化のことを指す場合もある。この場合エンコードを行う機能(ソフトウェアやハードウェア)を「エンコーダ」という。
デコード(decode)は、復号(化)ともいい、エンコードの対義語。エンコードした情報を元に戻すこと。復号する機能を「デコーダ」(decoder)という。情報の通信や記録を行う装置によっては、エンコーダとデコーダの両方を備える場合があり、このような双方向の変換機能あるいは変換装置、アルゴリズム等はコーデックと呼ばれる。
コンピュータでは、与えられた機械語を内部表現として解釈する事をデコードと呼び、その論理回路をデコーダと呼ぶ。デコーダを中心に、命令とデータを収集し、演算部に情報を送る機構全体はフロントエンドと呼ばれる。
▶︎https://ja.wikipedia.org/wiki/エンコード
コーデック (Codec) は、符号化方式を使ってデータのエンコード(符号化)とデコード(復号)を双方向にできる装置やソフトウェアなどのこと。 また、そのためのアルゴリズムを指す用語としても使われている
▶︎https://ja.wikipedia.org/wiki/コーデック
ふむふむ…….
はぁ すっきりした笑
❤︎2、ビットレート・サンプルレート
- ビットレート:
単位時間に処理されるデータ量を表すもので、1秒間にどのくらいの情報量を処理、送受信できるかを表すのに使われるもの
・kbpsとかですね
- サンプルレート(サンプリングレート・サンプリング周波数):
デジタル信号をアナログ信号化する時の単位時間当たりの標本抽出のデータ量(頻度・出現度数?)を表すもの
・44.1kHz とか48kHzとか
ってことですねぃ…
ソース
ビット毎秒(ビットまいびょう)は、データ転送レート(JISの情報処理用語としてはビット速度、bit rate)の単位である。1秒間にデータ転送路上の仮想の、または物理的な地点を通過した(すなわち転送された)ビット数と定義される。
▶︎https://ja.wikipedia.org/wiki/ビット毎秒
サンプリング周波数(サンプリングしゅうはすう)は、音声等のアナログ波形を、デジタルデータにするために必要な処理である標本化(サンプリング)で、単位時間あたりに標本を採る頻度。ふつう使われる単位はHz。
サンプリングレート、サンプルレートとも呼ばれる。
▶︎https://ja.wikipedia.org/wiki/サンプリング周波数
❤︎3、標準的なファイル形式とは?
これは自分でデータを作成する時の参考になるので知っておいて損はないでしょうう
*CDだと16bit 44.1kHz
DAWでもっと大きいファイルを作ってもCDにプレスすれはこの企画サイズになります
*iTunesとかだと
AACファイル形式で
ビットレートは256kbps
サンプルレートは44.1kHz
5~10MB
くらいが標準…..
で、圧縮されたファイルはにはサンプルサイズ(Bit数)は表示されないので、Bit数での比べ用はないのですが、WavファイルやCDの音源は圧縮されたファイルよりは高音質と言えそうです
WAVファイル側のビットレートで比較するとわかりやすい
*iTunes音源購入ファイルの例
アデルHello
ビットレート:256kbps
サンプルレート:44.1kHz
AAC
9.8MB
Sia-Alive
ビットレート:256kbps
サンプルレート:44.1kHz
AAC
8.9MB
レッチリgetaway
ビットレート:256kbps
サンプルレート:44.1kHz
AAC
8.4MB
ちなみにオリジナル音源ファイルをProtoolsで非圧縮でわたしが作成したものが、
下図のものですが、
ビットレート:2,304kbps
サンプルサイズ:24Bit
サンプルレート:48kHz
WAV
63.7MB
さらに、アデルHelloをiTunesでMP3にエンコードしてみたら、
ビットレート:256kbps→160kbps
サンプルレート:44.1kHz
AAC→MP3
9.8MB→5.9MB
となりました
で、MP3・160kbps・44.1kHzが、劣化がそんなに気にならないギリギリラインだと私は感じてます
WAVファイルは聴くためというよりはバックアップです
通常はビットレート:256kbps・サンプルレート:44.1kHz・AACで十分すぎる感じです
あくまでも私の耳ですが….
▷音楽ファイルを圧縮して軽くするには?( iTunes・ProToolsでエンコード )
なども参照くださいw
ってことで楽しい音源作成ライフをば!
しゃらんるわああぁあ❤︎
\(`^`)b
コメント
コメント一覧 (2件)
エンコードは、ファイルを圧縮することそのものを指す場合もあります。
その場合、デコードっていうのは、圧縮されたデータを「聞くことができる」状態に戻すことです。
可逆圧縮のときの音質に戻すという意味ではありません。
ので、非可逆圧縮のmp3でもデコードはされてますよー
(結構意味が広いんです、エンコードとデコードは)
ご指摘ありがとうございます
奥が深く、すんなり把握できない部分も多いですが少しづつ掴んでいこうと思います
<(_ _)>