WordPressのテーマでサイトを作ると、フッターに、
- 『Proudly powers by WordPress』とか、
- 時にその『テーマ名』など
が記載されていて、リンクまでされていたりしますよね…..
でこのフッター表記はこのままにせず、自サイト用に書き換えてる場合がほとんどに思う…..
書き変える理由としては、
- 『著作権放棄してないですよ』として一応のアピール
- 見栄え的に自サイト表記の方がいい
- テーマ表記のままだと独自性に欠ける
- 特に企業やサービス系の場合自社表記が常識的で一般的
つまりサイトの見た目の印象・信頼性・安心感等の確保など….
これらが挙げられると思うので、ちゃんと表記しておきたいとこですよね…
でも、あれ?どうやればいいんだっけ?ってなったりしません?
テーマによっては自動的に生成されるものや、自分で簡単に書き換えられるものも多く、
ファイルで記述する必要なんてないものばかり….
※なんか良いテーマないかな?ってなってる方はこちらも参照
(当然コピーライト表記も簡単。それ用の欄に記入するだけw)↓
ただ、テーマによってはファイルから自分で編集しなくてはならないものもまだまだある。。。
(私も以前そうでした)
ということで今回は、
◆コピーライト表記の仕方・編集の仕方
これについていってみます…
❤︎0、著作権を表記する意味と必要なもの
『見た目のハードルを低くしない』『見栄え的なこと』だし、著作権は表記が間違っていようとなかろうと放棄しない限り存在するのでどちらでも良いのですが。。。。。
一応、
『サイト著作権の正しい表記の仕方』って?
も調べてみたので備忘録しておきます。
必要な表記はその目的・個人の考え方でも変わってくる部分ですが、
従来の意味で必要とされているのは下記の内容です↓
コピーライト表記に必要なもの
- 『©』
- サイトスタート年号(最初の発行年号)
- サイト名(著作権者の氏名)
基本はこれら。
ソース▶︎https://ja.wikipedia.org/wiki/著作権表示#書式
特に必要ではないのは、
- Copyright
- All Rights Reserved.
- 更新年号
。。。。
落としがちなのは、『最初の発行年号』で、更新年号しか記載されてないサイトも多い。
これはできれば記載しておきたい部分に思う。
『Copyright』 はマークの © で表記するので必要なし
『All Rights Reserved. 』も、
著作権の保護を受けるための「著作権表示」ではあるが、万国著作権条約とは無関係である。
この表示により、ブエノスアイレス条約加盟国間で著作権が保護される。
日本などブエノスアイレス条約の非加盟国の著作物には、過去・現在とも意味がない。
▶︎HTTPS://JA.WIKIPEDIA.ORG/WIKI/著作権表示#ALL_RIGHTS_RESERVED
とのこと。。。。笑
ただ、記載したらNGなわけではないのと、日本でも決まり文句的に記載するサイトが多いので、
わかりやすくするためにも必要なものプラス、記載したい内容にすれば良いかなと、、、
そして、上記の引用元URL先からもわかる通り、すべて表記されてなくとも本来は、
『一切の著作権表示なしでも著作権は保護される』ので、
記載しなければ著作権はない・保護されないというわけではない。
『著作権を守るため』と考えると、
はっきり言って表記してもしなくとも、パクられる場合はパクられるし、
表記してなくとも著作権は作品を生み出した地点で発生するので、
法的には『表記する必要性ってあまりない』『表記しても意味がない』って感じがしてしまいますよね、、
ただ、丸腰なのと、『著作権を放棄してるわけではありません』って記載されてるのとでは、
パクる側の心理は変わってくると思います。
面倒くさそうな人と、スキがあるように見える人の場合、後者の方がターゲットにされやすいですもんね。。。。
なので、『面倒くさいことから少しでも遠ざかっとくために面倒くさそうな人になっとく』という感じ 笑
いやでも、そもそも誰もそんなとこまで、フッター表記まで見てないって気もしますが……笑
しのごの言わずにやっておこうではありませんか!笑
で次に、表記内容ですが、、、これまた様々で、、、、、
サイトのスタート年号を記載してなかったり、必要ないものも記載してたり様々なようです。
❤︎1、フッターコピーライト表記編集の仕方
1-1、テーマファイルで編集する際のポイントと注意点
まず最初にポイントと注意点に思うことを挙げておきます….
- もともとの記載がテーマファイルのどこに書かれているかは、
テーマによって結構違うのでテーマごとに確認する
- 直接テーマファイルを編集するのではなく『子テーマで編集』する
- 子テーマに新しくfooter.phpを作成して上げる場合は、
- ファイルエンコーディングは文字化けなどしないように
UTF-8(BOMなし)形式で保存する
(※Windowsのメモ帳などで保存しない→エディターをちゃんと使う)
など……
1-2、コピーライト記述の仕方
次に記述自体の仕方についてです。。。
ワードプレスのテーマをデフォルトのまま使っていると、
『Proudly powers by WordPress テーマ名』などになってたりする。。。
これを、自サイトの著作権表記にもなる、
『© 最初の発行年号-更新年号 サイト名 All Rights Reserved.』
にしてみたいと思います。
決まり文句的なものなので、All Rights Reserved. も今回は入れてみます。
サイトタイトルが長く、見た目重たくなる場合は省いた方がいいかもだけど….
サイト名はサイトのトップページにリンク。
(これは現代のシーンではほぼ意味ないと思うけどせっかくなんで今回はやってみます)
◆最初の発行年号が、例えば2014年の場合↓
© 2014-<?php echo date('Y'); ?> <a href="<?php echo home_url(); ?>"><?php bloginfo( 'name' ); ?></a> All Rights Reserved.
になる。
*©の部分が↓
©
*もし、頭に『Copyright』もつけたい場合は↓
Copyright ©
*更新年号が↓
<?php echo date('Y'); ?>
*サイトタイトルリンクが↓
<a href="<?php echo home_url(); ?>"><?php bloginfo( 'name' ); ?></a>
最初の発行年号はそのまま半角英数字で年号を書く
これらを、もともと書かれている箇所に書き換えればOK.
1-3、子テーマに編集したfooter.phpをアップロードする
すでに子テーマでフッダーを編集したことがある場合は別ですが、
初めてフッダーを編集する場合も多いと思う。
その場合footer.phpファイルを作り、上記の記述をし、子テーマにアップロードする必要があります。
※子テーマ自体まだ作ってない、わからない、などの場合はこちらを参照↓
手順❶
まず、自サイトワードプレスダッシュボード>左側の項目の『外観』>テーマの編集で、footer.phpを開き、そのファイルの中の
<div id="site-generator">〜</div>
や、
<div class="site-info container">〜</div>
などを探し、サイトフッターにもともと書かれている内容があるかを確認する。
手順❷
確認して見つけたら、そのファイルをサーバーのファイルマネージャーからか、FTP接続して
バックアップを個別に取る。
手順❹
そのファイルを上記の記述などに書き換え、子テーマにアップロードする。
(※直接編集してもいいかもしれないけど、テーマの更新があると都度編集し直さなければならなくなるので、子テーマでカスタマイズできるようにしておいた方がいい。。。。。。)
(※子テーマの作成などに関してはこのページの一番下にまとめて参照ページを貼ってあるので参照ください。)
すでに子テーマにfooter.phpを上げている場合は、それのバックアップを取ってから追記編集する。
手順❺
反映されたか確認する
(サイト表示はリロードなどしてキャッシュを切ってから確認)
という流れ….
❤︎3、footer.php編集例
*3-1,『Sydney』のフッター編集例
ワードプレステーマの『Sydney』フッターの記載は、footer.phpファイルの、
<div class="site-info container">から</div>
に記載されてます。
なのでfooter.phpファイルの個別バックアップをとり、ファイル内容を全てコピーしてその部分を丸ごと書き換えたファイルを作成し、子テーマにアップする。
(※子テーマの作成などに関してはこのページの一番下に参照ページを貼ってあるので参照ください。)
footer.phpファイルの下記 div〜div 部分の間のコード
(2〜4行目の部分)を、↓
<div class="site-info container">
<a href="<?php echo esc_url( __( 'https://wordpress.org/', 'sydney' ) ); ?>"><?php printf( __( 'Proudly powered by %s', 'sydney' ), 'WordPress' ); ?></a>
<span class="sep"> | </span>
<?php printf( __( 'Theme: %2$s by %1$s.', 'sydney' ), 'aThemes', '<a href="https://athemes.com/theme/sydney" rel="designer">Sydney</a>' ); ?>
</div><!-- .site-info -->
下記の2行目のように書き換える『最初の発行年号が2014年で、センター配置にしたい場合』↓
<div class="site-info container">
<center>© 2014-<?php echo date('Y'); ?> <a href="<?php echo home_url(); ?>"><?php bloginfo( 'name' ); ?></a> All Rights Reserved.</center>
</div><!-- .site-info -->
- sydneyはデフォだと左寄せになっちゃうのでセンターにしてみました。
- 2014の前と、<a href~の前、All Rights Reserved.の前の半角スペースは、詰めると表示も隙間がなくなってせせこましい感じがするので半角開けました。(全角スペースは基本NGってお勉強サイト『ドットインストール』でも言っていたからやめておいたw)
*3-2,『Twenty Eleven』のフッター編集例
TwentyElevenのフッターの記載は、
footer.phpファイルの、
<div id="site-generator">から</div>
に記載されています。
footer.phpファイルの下記の部分
(2〜10行目)を、↓
<div id="site-generator">
<?php do_action( 'twentyeleven_credits' ); ?>
<?php
if ( function_exists( 'the_privacy_policy_link' ) ) {
the_privacy_policy_link( '', '<span role="separator" aria-hidden="true"></span>' );
}
?>
<a href="<?php echo esc_url( __( 'https://wordpress.org/', 'twentyeleven' ) ); ?>" class="imprint" title="<?php esc_attr_e( 'Semantic Personal Publishing Platform', 'twentyeleven' ); ?>">
<?php printf( __( 'Proudly powered by %s', 'twentyeleven' ), 'WordPress' ); ?>
</a>
</div>
下記の2行目のように書き換える『最初の発行年号が2014年の場合』↓
<div id="site-generator">
© 2014-<?php echo date('Y'); ?> <a href="<?php echo home_url(); ?>"><?php bloginfo( 'name' ); ?></a> All Rights Reserved.
</div>
- TwentyElevenはもともとセンターだったのでそのまま書いた。
- 2014の前と、<a href~の前、All Rights Reserved.の前は上記と同じく文字がくっついてせせこましく見えるので半角開けました。
*3-3,『Twenty Fifteen』のフッター編集例
footer.phpファイルの、
<div class="site-info">から</div>
に記述されています。↓
<div class="site-info">
<?php
/**
* Fires before the Twenty Fifteen footer text for footer customization.
*
* @since Twenty Fifteen 1.0
*/
do_action( 'twentyfifteen_credits' );
?>
<?php
if ( function_exists( 'the_privacy_policy_link' ) ) {
the_privacy_policy_link( '', '<span role="separator" aria-hidden="true"></span>' );
}
?>
<a href="<?php echo esc_url( __( 'https://wordpress.org/', 'twentyfifteen' ) ); ?>" class="imprint">
<?php printf( __( 'Proudly powered by %s', 'twentyfifteen' ), 'WordPress' ); ?>
</a>
</div><!-- .site-info -->
上記の部分を下記の記述に書き換えます。↓
<div class="site-info">
© 2014-<?php echo date('Y'); ?> <a href="<?php echo home_url(); ?>"><?php bloginfo( 'name' ); ?></a> All Rights Reserved.
</div>
Twenty Fifteenの場合、デフォで左寄せになりますが、左カラムでこのデザインなら気にならないのでそのままにしてみました。。。
そんな感じで書き換えると下図のような感じ↓
© 2014-2019 REACH-rh.com All Rights Reserved.
のようになる。
反映されない場合は、上記にも書きましたが、ブラウザをリロード・シークレットモードなどで確認してみてくださひ。
反映されてるようだけど正しく思ったように表示されないなどの場合は、コード部分に全角文字、大文字が含まれていないか、全体を通して全角スペースが含まれていないかなどをチェックしてみてください。
子テーマの作成などに関しては下記の内容を参照ください↓
▶︎推奨とされる子テーマ作成方法(functions.phpを使う)でやってみた
▶︎WordPress子テーマの作成とアップロード(誰にでもできる超簡単な方法)
▶︎子テーマをサーバーのファイルマネージャーから直接アップロードする方法
面倒と感じる場合は使ってるテーマを見直し、全てそれらを自動でやってくれるものなどを検討してみるのもいいかもしれません、、、、
テーマによっては驚くほど便利なものもあるようです。
私は基本的には有料のテーマは一種類しか使ったことありませんが、今はワードプレスの公式から無料でDLできるテーマを使って自分でカスタマイズしているのが殆どです。
でも、はっきり言って面倒です笑
ただ、これがいい!使いたい!っていうテーマデザインが今のところ見つけられてないんですよね笑
見つけたら乗り換えたいとお思います!
ということでこれだ!ってテーマ見つけましたw
本当に全てが楽になり、今までの手間は何だったの?って感じです 笑
(もちろんコピーライト表記なんてあたり前に簡単でもっとそれ以外がすごい….)↓
以上現場からお伝えしました。。。
ってことで
楽しいクリエイトをば!
しゃらんるあぁああああああ❤︎
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