ベースボーカルは歌いながら、自分のベースの音と声と周りの音をキャッチする必要があるので、
慣れるまでやりづらかった….
- 自分の声でベースの音が聴けない
- それ以前に声をモニターしづらい
- ベースの音が埋もれて聴こえない
声やベースって結構周りの音に消されてしまいません?
繊細な楽器、声とベース 笑
今回は、それらの対策について….
❤︎1、自分の音や声が聴こえない・モニターしづらい要因
音量出してるのに自分の音・声が聴こえない・モニターしづらい
ってありませんか?
自分の音・声が聴こえづらくなる要因
- 『モニターの向き・位置』が悪い
- 音に『コシ』がない
- 『帯域』がぶつかっている
- 場所(ハコ)が狭い・密閉している
このあたりがたいていは絡んでるように思う。
私もスタジオ練習や、本番で何度も『聴こえない!?』って経験あるのですが、
大体はこれらが要因…..
で、
声ならその声質、楽器ならその特性によってヌケやすい・ヌケづらいスキマがあったりするじゃないですか…
また、音ってぶつかる音に消されやすいじゃないですか。。。
例えば、
ベースはロー成分が多い、多くしがちだから、
狭いハコだとローが回りやすく、モワッとして音の輪郭はぼやけて把握しづらくなる….
さらに、その上人口密度高くなると音が吸われてますます聴き取りづらくなるし….
さらにさらに、
重なり合う音数の多いバンドの中だと、音量を上げても上げても聴こえない
ということがよくある。。。
声で言えば、もっと繊細で、話し声の段階からしてヌケない声質の場合、
音のアンサンブルの中でも埋もれてしまうに決まっている笑
そしてわりかし盲点なのが、モニターの向き・位置….
モニター自体が近くにない・こっち向いてないとかなら、もうそれは問題外なのですが、
でも、実際にはそういうことすんごく多い 笑
練習スタジオや本番でモニターの向きや位置を都度確認してみてるだろうか?
メンバー全員爆音(ハコの許容量を超えた音量)だったりしてないだろうか?笑
ベースのローをとりあえずで上げてたりしてないだろうか?…..
単に音を大きくするだけなら逆効果になっちゃう場合も多いってことで、、、
『なぜ自分の音・声が聴こえづらいんだろうか?』と、その場で冷静に淡々とチェックしてみると、
案外あっさり改善できる場合も多いんじゃないかなと思う。
❤︎2、ベースの音を聴きやすくするには
ベースって元々埋もれやすい音域・音質なので、音量をついてロー(低音)を足したくなりますが……..
- 逆にローをぎゅっとカットして中域(Midレンジ)をほんの少し持ち上げる
- ブリッジ寄りの位置で弾く
これだけでかなりガラッと、ガラッと変わりる….
いろいろやり方はあると思うのですが、これだけで音量をつかなくてもヌケがよくなり、
聴き取りやすくなる….
音作りについて,,,,
ベースって環境によって消されてしまう周波数なの?ってくらい聞こえなかったりしますよねぃ….
スマホなんかで聞いたりするとまず目立たない
ってか、かなり耳を傾けないと聴こえない
スピーカーによって消えて無くなってしまう楽器、それがBASS!イエー!って感じで 笑
そんなことも含めて、音作りは、
ヌケ・コシを意識したい….
大音量の中のスタジオとかだとフレットレスなんかは本当に聴こえなくなります笑
当然フィンガーか、ピックかによっても違うし….
で、
下図のように、弾く位置をブリッジ側に移動するとヌケはよくなります
マルの位置で弾くとテンションがキツイので音にハリ、コシが出る↓
ブリッジから遠ざかり、ヘッド側に移動すればするほど、柔らかくハスキーになってヌケは悪くなる
(この音もすごい好きだけど….)
音量、音圧のあるバンドだとハスキーな音色はかき消されてしまうw
例えばJazz Bass タイプのピックアップでなくとも、同じことが言えるです
PBタイプなど、ピックアップが中央にあるタイプでもかなり抜けは良くなる↓
ぜひ、お試しあれw
その他、弾かない弦のミュートや、音の伸ばし方などでも変わってきますよね…
聴こえたい音を大きくするのではなく、余分な音を黙らせることによって
聴こえたい音を目立たせることができるじゃないですか….
メンバー全員の各楽器で、実音以外の音のミュートをしっかりできれば、素晴らしくクリーンになるんじゃないかなと,,,
そんなのカンケーねー!そこじゃねーっ!て瞬間もあるとは思うが 笑
テクニック的なことは長い目で考えるとして笑
すぐに改善できるとこから攻めていこうそうしよう笑
単純に弾く位置を変えるだけでかなり変わるので、今すぐに変化を出せるのじゃw
こちらも参照↓
❤︎3、自分の声を聴きやすくするには
- モニターをこっち向かせる
- モニターに接近する 笑
- ローカットしてハイは上げない
声の場合は特にまずはモニターの位置を自分にしっかり向けることが大事で…….
音量は出てても自分の方に向いてなければ、どビックリするほど全く聴こえない笑
あと、モニターの高さとかでもかなり聴こえ方変わるので、
できるだけ自分のやりやすい環境を瞬時に作れるのが理想…
また、声はつい、ハイを上げたくなりますが、ハウリングしやすくもなるので、そのせいで音量を逆にかなりセーブしなきゃばらなくなる。。。
この場合も逆にローカットして、モワッと成分を減らすことで音を締まらせる方が効果的な感じ….
声って一番強い音色であって一番弱く繊細な音色だとも思う
LIVEではエンジニアさんに任せるしかない部分も多いけど…
自分のモニターからは何の音を優先して出力してほしいかPAの方にしっかり伝えることが大事かもと…
❤︎4、音量バランスについて
とにかく音を大きくしすぎないってことと、ま、いっかと、諦めないこと
がキモなんだろうなぁと….思う。
音を大きくすると、どんどん耳や感覚がマヒしてバカになってくし…
なのでなおさらモニター環境を確保することが重要で、
モニターさえしっかりできて各パートに神経が行き届けば、
あとはトータルの音の塊で飛んでいく。。。。
ネチネチ言えば、
ベースボーカルの場合、マイクに寄らなきゃならないから、アンプからは大体遠ざかることになるし、
全体のモニターも通常は大体立ち位置の近くにはない。
スタジオでも、LIVEでも、モニタースピーカーは大体ベーアンの近くにはない 笑
なので1個でも、ちょっとでもこちらに向けてもらうべし!と…
究極のところはそんなこと関係ないし、最終的にはそこではないってところに思うんだけど、
できれば細かいこと考えずに無心になれる方がいいじゃないですか。。。
そのために、演る前に環境を整えようとすることを、
やりづらいけど、ま、いっか、と、投げてしまわないほうが良いかなと….
ほんのちょっとしたことで変わる場合もあるので….
バランスって相対的なことなので、1つ動かすだけでガラッと全体も動いたりするんですよね…
そこがまた面白い
ということで、
楽しい音楽ライフをば!笑
しゃらんるああぁあ❤︎
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