EQ周波数処理メモ

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Mixしていると耳がバカになってどんどん基準がズレて足してくイコライジングになってぐちゃぐちゃになりやすい

だからパートごとどの周波数をいじればいいかくらいは把握しておいてぶつかり合わないようにできたらいいなと思う………

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❤︎1、ボーカルの周波数メモ

女性の場合

◎<100Hz近辺をカットして4~8kHz、8kHz以上を上げてみる>

女の声の帯域はそんなにEQ処理しなくともアンサンブルの中でぶつかりまくったりはしないかもしれない

ただ、オケトラックに埋もれる、リハで埋もれるって場合も多くあると思う

その場合 4kHz~8kHzを少し突けば グンと抜けてきたりする

でもここを足すよりも先にローカット(100Hz近辺)してみるのが基本かなとも感じる

<1000Hzは1kHz, 100Hzは0.1kHz>

そうするとスッキリして響き締まってヌケが良くなる
それでも足りなければ 4kHz~8kHzを少し足す

あと、もっと倍音的な、ニュアンス的なものを足すとしっくり来やすい
8kHz以上を上げる)

これはリハなどでやると微妙ですが、Mix

だとより臨場感的なものが足される感じがして私は好き
なんというかザラザラした質感、エア感が出ていい

ただ、やりすぎるとサ行の発音でクリップしたり、ノイズが目立ちやすくなるのでほどほどに…..(それをさらに処理することも可能ですがなるべく簡単なMixの方が理想)

男性の場合

◎<2~5kHzを少し上げてみる>

殿方の場合はスネアとかギターの帯域とぶつかり易い気もする
なのでMixの場合は殿方の声以外をコンプとかで後ろにしたり、パンで振ってあげるのがいいかも….その上で2〜5kHzを突いてあげるとヌケが良くなる気がする

で、Mixの場合はその辺を軸にその人の声質を考え、前にくるよう他のトラックを引く、カットする方向性がやり易いのかなと……….

Mixもやっぱり足し算では無く引き算的なやり方が楽だと思う

そして、一番困るのはリハなんですが、笑

これはもうリハスタによってもかなりやり易さが変わってくる

やけに音が回るスタジオもあるけれど結局ローカットと楽器音をグンとセーブするしかないように思う

よくギターやドラムのボリュームが強烈なバンドってあるけれど

みんなの耳にも悪いしボーカルの喉にも良くない

楽器はボーカルの声量に合わせて音量をセーブする必要が絶対的にある

歌わないプレイヤーはそのへんの感覚が欠落している人が無数にいるので要注意と思う

❤︎2、ベースの周波数メモ

◎<60Hzあたりのローカット・400Hz~700Hzのローミッドを気持ち上げてみる>

ベースは特に引き算の感覚が必要に思う

ついついローを盛り込んでブイブイブーストさせたくなちゃうけれど…

でも、ローを足せは足すほど、アンサンブルの中では埋もれてしまうはず

もともとベース本体が持つファットさにローは任せておいて、中域、ローミッドを際立たせるEQの方がずっとヌケが良くなり、存在感も出る

これは本当試してみてほしい

ベースはまずローをカットしてみる60Hzあたり)

で、ローミッドを気持ち足す400Hz~700Hzあたり)

そうするとボリュームを突かなくてもヌケてきます

リハスタでもこれは同じことを適応できる

❤︎3、ドラムの周波数メモ

*バスドラ
60Hzあたりがどんとバスドラを心地よくさせるかと思うんですがこれもベースとのバランスでぶつかり易いので注意したいかも(100~300Hzあたりカットするとスッキリかぶらない響きになる場合もある)

3~4kHzあたりを足しても締まってくるかもしれない
この辺は聴きながらの感覚が頼りかもしれない……………..

*スネア
これもスネアのチューニングによって変わってくるのでしょうけれど、
特にいじらなくともその存在感は十分あるように思う

むしろスネアの余韻をどうするのかの方が私は気になる
つまりEQよりコンプ処理でガーンと変わる
帯域的には2〜5kHzが美味しいとこっぽい

*ハイハット
これもローカットするとスッキリする(100~120Hzをカット

それと個人的にザラザラした余韻感が好きなのでなおさらかもしれない….

❤︎4、ギターの周波数メモ

ギターも相当キャラによって出したいイメージが違うでしょうけれど……
下手すると他の音をぶち壊しまくりになりやすいと感じる笑

つまりボーカルともスネアともハイハットともかぶりやすいイメージ

なのでMixの場合はとにかく後ろにしてパンで振っておきたい笑

ドンシャリ系なのか、中域ズドーン系なのか、クリントーン系か、歪み系かなどによってすっごい変わりまくると思うので周波数がどうのって感じもしない笑……..

とにかく周りを一撃で食ってしまうパッションを最初から持っていることを自覚して
引くことが大切だと思う…

❤︎5、Mixや生音で気をつけたいこと

トータル的には一つ一つの鳴りより、合わさった時どう響くのかなんだと思う

そこを意識できることで響きは大きく変わるのかな?と…….

Mixの場合は何とでもなるかもしれないし、本番ではPAに委ねられる部分も大きい

でも、リハだけはその時、その人のセンスがモロ出る

つまり、

上記でのメモはあくまでも私がフックにしてる一例だし、下手すると最終的には何もEQ処理しない方がいいって場合も結構ある

例えばDAWソフトだと、ちょっと突くと大幅に変わっちゃって、ん?ってなりやすい笑

だからやりすぎないよういすることが崩れないための策なのかもしれない笑

皆さんもご自分の基準があるかと思いますので、それを進化させていってくださいw

では 楽しい周波数まき散らしライフをば!

しゃらんるあああぁあ❤︎

あ、言い忘れましたが、今日は4/1ですからね❤︎

冒頭の2行は大ボラオブライフ〜〜〜んですよ?笑

あははうふふ


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DTMに関して知っておきたいことやProToolsについても色々書いてますのでチェックしてみてください!↓

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