音源は音源ファイルで配信されるのが当たり前の時代になり、また、更にストリーミング配信の時代にもなりました
CD音源はアルファ波が含まれてないとされつつも、CDの音質のクリーンさには感動したものです…
それらを経てきて、
今回は、ファイルでやりとりされる音源、音質についてです……
❤︎1、mp3とかAACとかWAVファイルについて
まず音源ファイル形式ですが、これはかなり色々な形式があり、ちゃんと把握するのは面倒そうです笑
大雑把に行きます笑
*まずWAVファイルは、非圧縮で、原音のままのファイル
*mp3とは結構前からある圧縮形式ファイルで、圧縮の仕方もいろいろあり、その圧縮ソフトや、設定数値で音はかなり変わる
*AACは、アップル独特のエンコード形式(圧縮形式)みたいでiTunesとかはこれ
mp3と同じく圧縮の仕方や設定数値により音は変わる
他にもいろいろあるみたいですが省略〜〜〜w
❤︎2、iTunesで配信されている音質
で、音源を購入してDLする場合iTunesでが多いとおもう
iTunesのファイル形式を調べてみると、、、、、
音源ファイルを右クリック>情報を見る>ファイルで確認できる↓
ファイル
上の画像でわかるように、
AACでビットレート256kbps,サンプルレート44.1kHz
になってます
これは他の音源でも確認しましたが、これがiTunesの一般的なファイルサイズなようです…
こんな数値を見ても ? ってなると思いますが、
AACは上で言ったように、アップルの圧縮ファイル形式
サンプルレートは周波数でこの44.1kHzはCDと同じです
で、ビットレートがわかりづらいのですが、単にビットのこと?というと違うみたい
通常CDだと16ビットでした
最近のDAW状況でいくとこのサンプルレートは24ビットが普通でその上もあります
で、それとどう違うのかというとよくわかりません笑
てか私はそこに興味がありません笑
要は比較しやすくするための手がかりが知りたいだけです
ビットレートというのは圧縮されるものの度合い的なものらしく、
上のファイルの256kbpsはもちろんWAVファイルより音は劣化していますが、
256kbpsという数値は割と圧縮ファイルとしては情報量があるみたいで、
128kbps,96kbpsとか数値が下がれば下がるほと、音は劣化していきます
下図はProToolsのmp3エンコード形式の数値です
で、逆に
WAVファイルのビットレート数はどうなるの?というと…
<24bit 48kHz>
2,304kbpsになってますね,,,
やはりかなりiTunesでDLできる音源よりかなり高いですねぃ…………
まぁ、数値的にはかなりの開きがあることがわかりました.…………
❤︎3、音質の違いはわかるのか?(テスト音源で視聴&体感)
そこでその差は私たちにわかるのでしょうか?
というところが一番キモになるところですよね
テスト圧縮してみましたのでご視聴くださいw
※サンクラは音源を上げても劣化が気にならないのですが、微妙に音は変わっているのかもしれない……
WAV24b 48kHz
mp3 256kbps 44.1kHz
mp3 128kbps 44.1kHz
mp3 56kbps 22.05kHz
mp3 40kbps 22.05kHz
どうでしょう?
さすがにmp3 56kbps 22.05kHzあたりからドイヒーですが笑
私は自分の作った音源なので結構わかるのですが、
mp3 256kbps 44.1kHzくらいだとこれ以外とわかりづらくないです?笑
聴覚上そんな気にならない問題ないラインとしては、
mp3,160kbps, 128kbps, 44.1kHz だと私は感じています
昔、マイスペースっていう音源を置けるサービスがありましたが(今でもあるけど笑)
そこにあげるともう無残に音が劣化するのでびっくりしたことと、
あと、昔私がiPod的なもので(アップルではありません)
付属するmp3音源デモソング的なものを聴いた時、
『なにこのペラペラな音!!!?????』ってなった記憶があるので圧縮形式やmp3音源にはやや腰がひける感があったのですが….
元々の録音機材の向上、サンプリングレートの向上、その他圧縮機器の向上などによって、かなり変わってきているのではないかしらと感じる
だって
WAVファイルと、iTunesでDLした音の差って私には自分の音源以外はほとんんどわからない笑
音源って基本的に圧縮のレート数でもかなり変わるのですが、まずハイの周波数をばさりカットされるらしい
その周波数って余韻感であったり、超繊細な部分だから、通常の音源ならわかりづらいのは当たり前な気がする
ただ、ハイハットをシャリシャリさせてたりすると何故だかそこが結構わかりやすく劣化してしまう場合がある
特に私の音源は余韻部分のエア感的なザラザラした感を出すために10kHz以上をグンと上げたり、ハイハットをシャリシャリにしたいのでその辺りが無残に劣化してしまう場合がある笑
上の音源でもmp3 128kbps 44.1kHzあたりからハイハットの音と、残響間、エア感が死んでいるのがわかる笑
元々の音源が偏ったMIXをしてるとこのようにすぐ劣化してしまうということでしょう
逆に、mp3で綺麗に響くようMIXしておくというのも手かもしれない
高域より、中域をふくよかに膨らませておくようなイメージ
元々の録音を綺麗に高いレゾリューションで録っておいて、MIXはザラザラさせないで柔らかくしておくのがいいのかなと感じる
❤︎4、適性とは?
そんなこんなで、一概に配信ファイルは音が悪いとは全然言えないように感じる
WAVとの音の差がわからないなら軽いデータの方がいい
基本的にiTunesでDLした
AACでビットレート256kbps,サンプルレート44.1kHzが
音が悪いとは全く感じない
そして、スピーカーやアンプ、ヘッドフォンなどによってもかなり変わるので、ハイレゾの音を体感したいと思うなら、ポンコツスピーカーやヘッドフォンなんかもそれ用に変えないと無意味かもしれない……
音源自体がハイレゾでもそこらへんのイヤホンで聴くならどう考えても無意味な気がする笑
ただ、できるだけ原音に近い音で聴きたい、聴いてほしいという感覚は持っていたいと思う
ラジオ、有線でかかる音源は独特だけれど音は決して良いとは思わない
ストリーミングも “規制を気にして低いレゾでスマホのモニターで聴く” なんてのもきっかり生活のサントラと割り切らなければ耳がもっと悪くなりそうだ笑
まぁでも歳を重ねるごとに高周波数はキャッチできなくなるみたいだからそろそろどうでもよくなりそうですが笑
だから上の音源ももしかしたら若い方にはその違いがはっきりわかるのかもしれない……笑
とにかく
まずはもっともっと美しい響きを体感してみたいなぁと想うこの頃です……………..
皆さんはどうでしょう?
\(`^`)b