ベースは、
- 『バスドラムと合わせるのがまずは基本』
- 『ベードラにタイミングを合わせとけ』
- 『キックとアタック合わせろ』
- 『バスドラと一致させておけば間違いない』
などなどよく言われる、よく耳にするかと思います。
そしてそれについて、『なぜ?』が渦巻く場合もあると思います。
今回は、その辺りについて、ふと気になったり、思うことが出てきたので書こうと思います。。。。
※単なる私なりの意見・感覚であり、下記の内容が正しいと言っているわけではありません。
❤︎1、バスドラ・キック・ベードラって?について
ベードラ?キック?って?
と言えばドラムセットの中の、ドンドンって鳴る低く太い音が出るアレです。
『バスドラム』ですね…
ついでにドラムセットの基本的な各名称↓
バスドラムはドラマーの足元にある大きなタイコ↑
これのことを、『キック』とか『ベードラ』とか言いますよね…
これの音とベースを合わせるってことなんですが….
❤︎2、何故ベースとバスドラを合わせるの?について
で、何故ベースはその、『バスドラム』と合わせるのが基本とされているのでしょうか?
これについては理論的にわかりやすく説明できる方もたくさんいるかと思うのですが、、、、
その前に、、、、
っていうか、
単純にキックとベースが一致してると気持ち良くないですか?
と…………..。
思いっきりベースの音を大きくしたり、ずらしたりしなくともキックに寄りかかるとなんだか威力を増してドゥンときてベース単体で鳴らしてるより心地良いし、
合わせやすい・やりやすく感じる時ってありません?。。。。。。
ドンて頭でやってるだけなのに組み合わせによってドトンってニュアンスに聴こえたり、鳴らしてないのにゴーストビートが感じられたりしてなんだかグルーヴィ?に感じられるってこともあったりとか。。。。。。
更には、バスドラムと合わさってると個々がそれぞれ大きい音にしなくてもなんだか音がヌケてくるというか、立体感が出るような気がするというか、それだけで低音の存在感が出てくるような気持ち良さを感じれたり………
だから入り口としてまずはバスドラと合わせたパタンを最初に意識するとまとまりやすいかもよってだけのことな気が。。。。
そういう、『単純に気持ちいから』『心地よいから』『合わせやすいから』『しっくり来やすいから』
っていうのがまずはあるんじゃないかなと感じるのですが、、、、
もちろん、、『キックと合わせないベース』というのもそれがここちよい組み合わせであればそれでいいでしょうし。。。
そういうのでかちょ良くて心地良いのもたくさんありますよね。。。
わたしもバスドラとベースが一体化してるのとは違う表現のものもすごく好きです。
ただ、『キックと合わせないベース』の方がまとまりづらいし、やりづらいチグハグしたものに陥りやすい。。。
つまり合わせない表現の方がやり口としては伝わりづらい、心地よくしづらい、共感してもらいづらい、、、、
だから意図がないならまずはキックに寄り添ってやる方が着地点が見えやすいのでそこからいってみては?
キックと合ってる輪郭を追うと『あら?やりやすいかも?』ってなってこない?ということなんでは?と….
単にそういうことのように私は感じてるのですが、、、
パッとベースラインの発想・想像が出てこない時まずルートは?コードは?キーは?
ってなるのと同じようなもので、
直感でつかめなくてどうアプローチしよう?とか考えてしまったらまずキックを追ってみたらニュアンスが見えてきやすくなるかもよ?ってことなんじゃ?と…
とにかく、
単純にその方が周りもやりやすい・合わせやすい・しっくり来やすい
だからまずはそこからってことなのでは?
と…
逆にベースラインが先にあるとして、ドラマーさんに合わせてもらった場合もキックを合わせてくれることが多くないです?
そしてそうしてもらった方がアクセントがわかりやすかったり、合わせやすかったりすることってないですか?
自分のフレーズに合わないとこにキックどんどん入れられたらやり辛いと感じる時も結構ないですか?
もちろんそうじゃない組み合わせが何故だかここち良いとか、最初からそうじゃない組み合わせが頭で鳴っててそうしたいとか、そういう場合もあるけれども。。
❤︎3、最終的には好み?
やっぱり最後にはセンスというか好み?によって作曲者・やる方がわの自由なんだと思うのです。
『こうしておいた方がいい』
っていうこともあるとは思うのですが、そこにもし疑問を感じてるのならその先の違和感のないものを追いまくってもいいんじゃないかなと…
例えば、ある程度の経験者がもし、ん?何故?と感じるなら、それはきっと、
違う感覚、センスを持っているから・違うアプローチが思い浮かぶから・違うアイディア
を持っているからなんじゃないかな?
『違和感を感じてる』ということかな?
とふと思う。。。
もしその曲でバスドラと合わせたパタンが心地良く、シックリきてるなら、『何故?』と、あまり疑問に思わないような気がするのですが、、、
つまりは、新しい感覚や、もっと違う表現のセンスを持っている場合、その感覚も大事なんじゃないかな?と私は思う。
私はバスドラと合ってるパタンも好きだし心地良いと感じることがたくさんあります。
でもそうじゃないパタンが浮かんだり出てきたりする場合も普通にあって、そういう場合そっちをまず引き伸ばしたりしてやります。
むしろそういう最初の意識を取っ払って産まれちゃったもの、出ちゃったものの方が好きだったりもします。
それは他者が聴くと変なものなのかもしれないけれど笑
でもそういう感覚や、出てくるものをそのままカタチにしていくのも楽しいし、面白いと思うんですよね。たといNGになったとしてもです笑
バンドでオリジナル曲やってたりすると『ベースこんなイメージだけどどう?』『いやもっとシンプルでいんじゃない?』とか。。。笑
そうすると『あれ?やっぱりこの曲もバスドラと共にある方が気持ちいいな。。』とか最終的にはそうなったり、、、
結果、『これはやはり合わなせないこのパタンが心地よい』とかも明確になってくるし…..
もっと更に、『この曲はもうそういった事前意識は全くない方が良い』とか..笑
しっくりくるまで散々やり散らかしたら『あ、なるほど!』感が増しやすいというか。。。
もちろんそれでも『正解』とかとは別物ですよね。。。。
曲ってLIVEのたびに劣化したり進化したりの変化の連続ですし。。
だからもし、もっとワクワクするようなものが出てきたら別に基本とされることや当たり前とされてることは置いておいて、その感覚をむき出しに放ってあげないと勿体無いと思うんですよね。。。。
❤︎4、魅かれる曲、好きなリズム隊などはどんなですか?
魅かれるリズム、ベース、グルーヴはどうですか?
どんなリズム好きですか?
どんなグルーヴ感をここちよいと感じますか?
キックと合わさってるやつもここちよいと感じたりしませんか?
自分が何に対して反応してしまうのか?って逃しては勿体無いとこなんじゃないかなと思う。
❤︎5、ベースとバスドラが合っててかっこいい曲
私の個人的な意見ばかり並べてしまいますが 笑、、、、
下記の曲、リズム隊すんごい好きです、、、、
『あ、やっぱりキックとベースが合ってるのってすんごいノセられてかっちょいいい!』って心底感じてしまって、
やっぱキックと合わせるのっていいなと再確認したことがあって、、、それを今もふと思い出したりするのですが、、、、
その曲は、、、、
❶Red Hot Chili Peppersの『One Hot Minute』に収録されてる、
2曲目『Aeroplane』
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Youtube
▶︎Red Hot Chili Peppers-Aeroplane[Official Music Video]
レッチリのリズム隊はすんごいかっちょいいって思ってる人は普通に沢山いてこの曲も多く知られているとは思うのですが、あえてここに貼ってみます。
レッチリはキメとかの合わさり方とかも尋常じゃないくらい息がぴったりなときがあって、一体どうなってんの!?逆に気持ち悪いわってザワッと感じるときすらあるのですが笑
この、『Aeroplane』、純粋に超かっちょいい。。。
フリーがスラップになるAパタンのとこのバスドラとの合わさり方、超きもちいと感じます。。。。
もちろんスラップ自体だけでもかっちょいいんですが、ドラムとの合わさり方が超かっちょいいと思うんですよね。。。。
私はシビれすぎて笑、このドラムパタンもコピーしてみようとしたことがあるのですが笑
(※ベースももちろんコピーしてみようとしたことがありますが未だ途中です笑)
バスドラ(キック)とスネアは、
ドンタドドンですよ?笑
これ、私がただマネっこしようとすると、ダッサイ、イモいすっとこどっこい8ビートになっっちゃうんですが笑
このややローテンポで重くしっかりしたチャドのドラムとフリーの16を感じるリフ。
そしてキックと合わさったかっちょ良さ
ドンタドドンの『ドドン』のとこが特に気持ち良くないです?
どうなんでしょう?他の方はどう感じてるのでしょう?
あと、冒頭のテーマに当たるパタンのとこのフリーのうねったロングトーンとその節々でキックと一致するとことかも。。。。
シビれません?私はシビれます笑
次に、
❷deep forestの『Music Detected』に収録されてる4曲目
『Computer Machine』
これは生楽器じゃないですが、これもキックとの合いが気持ち良いと私は思う
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Youtube
▶︎deep forest-Music Detected(2002) full album
14:46からの4曲目です
❤︎6、ベースとバスドラが合ってるわけではないのにかっこいい曲
で、最後に、キックとベースが合ってないのにすんごくかっちょいい!
というかキックと『合ってない』という表現はやや違いますかね、、ところどころプッとシンクロしてたりするし、全ての各パートの組み合わせ、まさにそのそれぞれが組み合わさることによって曲の浮遊感を醸し出してる
『キックと合わせた表現とかとははまた視点が違う』という言い方の方がわかりやすいかもしれない….
ポリスも本当にすんごい好き、笑
って感じる曲も貼っておきたいと思います!….
それはこれです
The Policeの、Reggatta de Blancに収録されてる6曲目
『Walking On The Moon!!!』
名曲だと思います。。
出たまたポリス!笑 ホワイトレゲ!w
Youtube
▶︎The Police – Walking On The Moon Video
そんなところでつい好き勝手書いてしまいました。。。。
異論、反論もあるかもしれません思います。。
待て、お前が何言ってんだ!とか、、、
その他色々あったりするかもしれません。。。
以上です。
ってことで楽しいクリエイトをば!
しゃらんるあわぁああああああ❤︎
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\(`^\(`^`)/^`)/ ♪