ボーカルマイク選び!【SHURE BETA58はヌケがいい】

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みなさんはどんなマイクで唄ってますか?

”SHURE SM58”(通称「ゴッパー」)って聞いたことあると思うし、

柔軟性のある適応幅の広いマイクとして有名で、使いやすく、ほぼ、どこのライブハウスでも使われているマイクです。私もメインで使っていました。

んが、ここ何年か”SHURE BETA58A”が一歩前に出てきつつある…↓

私もメインで使うようになりましたが、

声を張らなくともヌケがいいマイク、声が前にくるマイク

でおすすめです!

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ちなみに私は、単純なボーカル歴、活動経験では20年くらい、メジャーでの活動経験もあり、マイクの使用感の経験も結構複数あったりします…

詳しくはこちらを参照↓
▶︎REACH_rh PROFILE
▶︎REACH_rh / DISCOGRAPHY

その経験からわかってきたこと、体感してきたこと、新たに調べ直したこと、問い合わせたこと、などを元にひっくるめて紹介していきたいと思います。

これからの方の何らかの選択ヒントになれば幸いです。

タップで飛べる目次↗︎
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LIVE用のボーカルマイクはどう選ぶ?の件

  • ダイナミックかコンデンサか
  • 指向性の選択
  • 自分の適正・用途

これらの整理・大枠の把握をして絞るのが良い。

マイクはまず、

  • ダイナミックマイク
    • 主にLIVE向けで耐久性も高く、扱いやすく、価格も控えめ
  • コンデンサーマイク
    • 感度がとても良く、レコーディングに向き、価格はダイナミックマイクより高くなる
    • ファンタム電源が必要
    • 保管・湿度などやや注意
      (しまうのも面倒 笑)

この2つが挙げられます。

詳しくはこちらもどうぞ↓

自分でレコーディングなどもする場合はコンデンサーマイクもあったほうがいいですが、

ライブもするならダイナミックマイクは使い勝手もよく、どちらにせよ先にこっちがあった方が楽で良い。
(スタジオ・ライブハウスにも装備されてますが、今の時代、マイク共有は微妙かと思う)

で、更に、

  • 単一指向性マイク
    【カーディオイド】
    • 一般的なダイナミックマイク
    • ナチュラルで扱いやすく、細めの音ヌケ
  • 超単一指向性マイク
    【スーパーカーディオイド】
    • 音を拾う範囲が絞られていて、正面の音をしっかり拾い、それ以外の範囲から来る音、まわる音(雑音・不要な音)は拾いづらい

などがあり、

それらの特長・メリット・デメリットが自分のスタンスや用途にはどれが合うか?
などを少しでも把握して選ぶ方が良いということです。

もちろん本番環境で沢山の種類のマイクを自分自身の体感と外音や仮録したもので検証してみるのが一番いい..

んが、

最初の段階ですぐに検証していける場を設けるのは簡単ではないですよね….

そこでそんな環境を準備できない場合の選択方法、考え方としてから下記にまとめてみます。

マイク選びは自分の歌唱法・声質を把握して選ぶ

自分の声質や歌唱法に合わせたものを選択できるのがもちろん良いです。

  • ささやき系の張らないタイプの歌唱法
  • 張って歌うタイプの歌唱法
  • 両方使うタイプの歌唱法

などなど、色々あると思う。

そして、声質が

  • そのままで前に来るヌケのいい声質
  • 比較的前に来づらいヌケの良くない声質
  • 男性・女性

などなど、周波数や倍音などで聴こえ方、ヌケ方なども大きく変わってくる。

その特性、良いとこを生かせる良くないとこをカバーできる

これが理想ですよね。。。

なのでそれら『自分の歌唱法と声質』を理解することがまずは大前提。

それを少しでも把握・受け入れた上でマイクの選択をするのがやはりベスト。

ざっくりでは、声の出力、絶対量がそんなに大きくなくても感度良く引き立たせてくれるのは、
超単一指向性(スーパーカーディオイド)。

ヒントになる部分としては、自分と歌唱法や声質が近いプロのボーカリストがどんなマイクをLIVEで採用してるかを見て、

そのメーカーをチェックしまくってみるのはおすすめです。

そのためにもまずは自分の声を知ることが先決というところ….

その辺り下記のページも参照ください↓

通常のライブハウスでは特殊なマイクは不利になる場合もある

メーカーは標準的に装備され、定番である『SHURE』が扱いやすく無難

で、これも経験上のことですが、

一般的なハコ(LIVEハウスやイベント会場・PAでの装備)でのパフォーマンスを考えると、圧倒的に使われている『SHURE』を所有しておくほうが結果、実用的で役に立ちます。

私も『SHURE』以外にも好きなマイクがあるので色々なマイクをライブで試してみたことがありますが、

計算された特殊なマイク、一般的にはあまり使われてないマイクなどは、通常のLIVEハウスでは逆にその特性を全然生かされなくて、合わない場合も多い。。。。。

それは何故かと言うと、通常、対バンライブのライブハウスPAでは時間に追われてるので、基本的な設定などがある程度基準として決まってる場合が多い

マイク・ボーカルで言えば、一般的な『Shureのダイナミックマイク』が基準になってる。。。

そのハコ(LIVEハウス)にいるPAの方は、事前にそのハコで追い込んだ設定基準を設けておいて、
当日では『ハウリングレベルや相対的な調整を重視している』場合が結構多いのです。。。

より良く細分化より、最悪をできるだけ避ける方が必要ってことで…..

『ハウリング』とは

バンドなどのアンサンブルで、出音が多い場合、それら余計な音までもマイクで拾ってしまい合い、

音が回って

『キーーーーん!!!』

『ヒィーーーーーーーーん!!!』

などと耳と脳をつんざく悩殺音が鳴ってしまう現象のこと

『ハウる』などとよく言いますが、

防ぐ基本は全体的な音量とマイクの音量をセーブ・立ち位置、モニターの向き調整など。

バンドでの楽器音量が爆音だと、

マイクのボリュームを上げられなくなってしまうボーカル泣かせの現象なのです…

つまり、一般のアマチュアライブでは、その人用に声やマイクに合わせて個別で周波数やコンプ、イコライジングなどをしっかりセッティングしてくれてるわけではないのがほとんどです ….

自分専属のPAを雇ってる場合や、契約があり、バンド担当のPAの方がついてくれてる場合は別ですが、通常のアマチュア対バンライブではそのバンド・そのボーカリストに合わせた個別調整はなかなか望めないのが現象。

特殊なマイクをライブで採用してるのに全然ヌケない・聴こえづらい、ライブハウス備え付けのShureダイナミックマイクをそのまま使ってた時の方が全然聴こえやすかった

ということもありました。。。。。

なので、専属のPAがいる、おなじみのライブハウスでPAの方がご贔屓にわかってくれてるなどの場合以外は、
Shureのダイナミックマイクが無難になじみ、役に立ちます。

『SHURE BETA58A』と『SHURE SM58』の違いと特長

どちらも定番マイクとして、まずは1本所有しておきたいダイナミックマイクたち。

扱いやすく、使ってる方も多く、広いニーズにマッチするマイクとして有効です。

私自身も長年使い続けているマイクなので、実体験による体感も含めて紹介したいと思います。

SHURE BETA58A【超単一指向性マイク】の特長

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BETA58には、『BETA58ABETA58A-Xがあり、その違いとは?』となりますが、違いはないです。

SHURE公式サイトに問い合わせ済みで、

BETA58と表記される場合もあるが、『BETA58A-X』が正しい型番表記。
両方とも同じ製品で、内容・仕様に違いはないと回答いただいてます。

SHURE BETA58Aの特長

  • 超単一指向性マイク
    【スーパーカーディオイド】
    • 音を拾う範囲が絞られていて、正面の音をしっかり拾い、それ以外の範囲から来る音、まわる音(雑音・不要な音)は拾いづらい

これにより↓

SHURE BETA58A メリット

声を張り上げなくてもクリーンで前に来てヌケやすくなる

  • 中域や小声でもヌケがいい
    >マイクに近づいたオンマイク時のヌケが良い
  • 高域もヌケ方が太めでクリーン
  • バンドでもハウリングしづらくなるのでボリュームも上げやすい
    >自分の声をモニターしやすくなる

SHURE BETA58A デメリット

  • 正面からズレるとSHURE SM58よりは拾ってくれづらい
    (オフマイク気味時の正面ポイントは意識した方がいい)
  • 低域も太く、多少モワッと感ある
    (ローカット気味がいいかも)

超単一指向性というやつで

オンマイク時(正面でマイクに近づく)のヌケがかなり良く、
低いキー、ささやき系、でもモニターしやすい。

よくウィスパーヴォイス系や、
ラッパーなど、マイクを覆って持ってオンマイク!
って方がいますが手動で超単一指向性に無意識にしてるに近い 笑

この持ち方は普通に持つより断然声のヌケがよくなります
(※PAさんがやりづらくなるので基本的にはやめましょう 笑)↓

Hand Mic2

SHURE BETA58Aは、それを素の状態で出来る的なマイク

といった感じが使ってみてあります!

SHURE SM58『超定番マイク』の特長

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SHURE SM58の特長

  • 単一指向性マイク
    【カーディオイド】
    • ナチュラルで扱いやすく、細めの音ヌケ
  • 超定番中の定番マイク

SHURE SM58のメリット

  • 定番中の定番なのでどこでも用意されていて対応しやすい
  • オフマイク気味(マイクから離れ気味)でも、正面から多少それてもヌケ方がいい
    ヒットポイントが広めでリバーブもノリやすい
    常に張って歌う人・オフマイクを多用する人にも向く
  • 中域・高域が細く柔らかく自然でヌケが良い
    シャリっとしたザラザラ感があたたかい

SHURE SM58のデメリット

  • 小声はオンマイクでもガクンとヌケなくなる
  • 音量上げるとBETA58Aよりハウリングしやすい

通称『ゴッパー』と言われ、歴がある場合使ったことがない人はいないってほどの超ド定番マイクだ。

いわゆる上記の『SHURE BETA 58A』が出る前は完全に主流のマイクだったと言っていいほどLIVEハウスでもスタジオでも標準で装備されているマイク。

私も長い間メインで使ってきたし、
何とも自然で柔らかくあたたかいアナログ感のある響き方をして、すごく好き。

直ドライで録音すると鼻詰まりみたいなこもったチープな感じになるのもたまらなく好き 笑

んが、

BETA 58Aを使うようになった人の声のヌケ方を体感したり、実際自分が試してみてしまうと、

オンマイク時の声のヌケは物足りなく感じます。。。

ゴッパーは常に腹から歌うタイプ、引きの表現をあまりしないタイプ、シャウタータイプ、オフマイク気味に歌いまくるタイプなど、
声の基本的な出力が一定的に大きめタイプにマッチする感じ。

ヒットポイント(音を拾う範囲)の比較

“SHURE BETA58A”は、オフマイクのポイントが狭く、
慣れも必要な感がありますが、正面以外の音をカット気味にすることにより、主役音をクリアにヌケさせてくれる。
(楽器で言えば、鳴らさない音のミュートにより鳴らす音をクリアにするというのと同じ感じ)
なおかつ、声が小さくてもオンマイクのヌケがかなり良い

超単一指向性

逆にSHURE SM58は単一指向でも、音を拾う範囲がやや広めなので、ハウリングはしやすくなるし、BETA58Aよりは声が前に来づらいのも感じます。

が、オフマイク気味でも、正面から多少ズレても、しっかり発声すればガンガンヌケるし、リバーブもノリが良く、張って歌うタイプは特に扱いやすい。

色々なマイクを本番で試してきてますが、自分専門のPAがいるなら、よりもっともっと自分にマッチした特長の濃いマイクを使うのもありだと思う。

が、通常の環境でライブするなら、SHURE BETA58Aが強い味方になる体感。

近年では昔と違って厚いリバーブに乗せるよりも、ドライ気味、オンマイクでクリーントーン気味が主流で、それにもマッチしやすい。

もちろんSHURE BETA58Aも素晴らしく、ヘタに特化マイク使うより扱いやすく、結果自分色を出しやすい。

更にSHURE BETA58Aは一歩音ヌケの輪郭がクリアに太くなる&リハスタジオでもモニターしやすくなるのでおすすめ。というところです。

声は他の楽器と違ってLIVEで音量・イコライジングを自分でコントロール出来ず、

環境に委ねなければならない部分が大きいじゃないですか….

そういった意味でも、適応幅は拾く、一味プラスされてるマイクがあるとほんのりと
心強いですよね…

“SHURE BETA58A”はそれにあたるマイクです!

Hand Mic A

しっかりがっつり普通に持って唄いたいものです笑
イモい イモいぜ べいべ〜〜〜って 褒めて下さひw

LIVE用のコンデンサーマイクなら『BETA87』

また、最近ではLIVEでもコンデンサーマイクで歌うボーカルもすんごく増えてきてますよね….。

コンデンサーマイクで臨場感たっぷりの弾き語り、アンプラグド系は尚更マッチする。

近年の定番になりつつある、
BETA87のLIVEでも使いやすいボーカル用コンデンサーマイクもやはり注目で選択候補から外せないものになるかと…

BETA 87CBETA 87A
単一指向性
カーディオイド
超単一指向性
スーパーカーディオイド
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▶︎SHURE ( シュアー ) / BETA87C
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▶︎SHURE BETA87A
楽天
▶︎SHURE BETA 87A/87C

BETA87コンデンサマイクは、

上図のように、『BETA87C』と『BETA87A』がありますが、

違いは主に『C』は単一指向性(カーディオイド)で、『A』は超単一指向性(スーパーカーディオイド)というところです。↓

以下公式サイトより引用
▶︎BETA87CとBETA87Aの違い/service.shure.com参照

BETA87Aを購入する予定だったのですが、Websiteを見るとBETA87Cが追加されているようです。
どのような違いがありますか?

主な違いはピックアップパターンです。BETA87Aはスーパーカーディオイドで、BETA87Cはカーディオイドです。BETA87Cは主にイヤモニを使用しているパフォーマー向けに製造されました。カーディオイドはインイヤーミックスでより自然な音に聞こえるため、イヤモニユーザーに好まれる傾向にあります。

フロアモニターを使用する場合は、BETA87Cの方がハウリングが起きやすい為、BETA87Aの方が適している場合があります。しかし実際どちらのマイクが適しているかは、使用環境でマイクを視聴するまで断定することはできません。

尚、どちらのマイクロホンもファンタム電源が必要です。

また、BETA87にも『-X』がついた表記のものがありますが、BETA58と同じで、機能内容仕様の違いはないと公式サイト問い合わせにて確認済みです。

更にもう一歩上の感度を求めているならSHURE BETA87は使ってる方も多く、コントロールも難しくはないので候補からは外せない…

ただ、どのシチュエーションでも対応しやすく、
お値段も控えめな『BETA58A』は1本持っておいて損はしない思うです!

下記のページも参照↓

ってことで

楽しいクリエイトあれ!

しゃらんるあぁあああああ❤︎

ベースボーカルや歌うこと、ベースのこと、他機材などのカテゴリ↓

\(`^\(`^`)/^`)/ ♪ 

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • Shure SM58の歴史は凄いですよね。
    しかも丈夫ときたものです。(^^)

    今の価格は本当に驚きですが、
    昔は手の届かないスタジオ&プロ用
    マイクの印象がありました。

    その兄貴分のBETA58A。
    お勧めの一品(逸品)ですね。(^^)

    • ももさんこんにちは!

      >Shure SM58の歴史は凄いですよね。
      ほんとそうですよね
      見渡す限りShure SM58ですもんね
      私もずっとこのマイクにはお世話になってきました
      ラインで録音したときの鼻ずまりのような質感も
      愛着があります笑
      そしてBETA58A!
      これは私的には宅録よりライブ向けな感じがしてます
      これからまたずっと使っていこうと、
      大事にしていこうと思います( ̄ー ̄)b

  • ShureSM58(Dynamic)は持っているだけで、宅録のボカ録りは
    ShureSM86(Condensare) ですね。
    マイク特性なんて大して気にしたことが無く、ですので定番モノを
    買う。高過ぎず安過ぎずの範囲でですよね(笑)
    永遠、素人たる所以ですね。(自爆)

    • ロッシーさん こにちはです

      録音するならコンデンサマイクがやはりいいですよね
      私は持ってないのでスタジオで録音する時にお借りしてます

      自宅で録音するときは生活音が入りすぎるのでダイナミクスマイクで録音してます笑
      (うちはかなり騒音があるんです笑)

      そしてダイナミクスマイクで録音するならなどれでもいいかなあぁという気もしてます….
      イコライジングやコンプやMIXで自分好みに勝手に変えればいいので笑

      ただ、LIVEでは自分好みに設定出来ないので、
      自分の声質や、バンドの音との混ざり具合
      をカバーしてくれるマイクの方がいいかなと感じます

      まあ、アバウトですがw

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