ボーカルの声質についての現実

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声質
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声って本当にビッックリするほど個人差があるのを意識したことありますか?

普段そんなこと気にして他人の声を聞いてないかもしれませんし、
まして自分の声質やケアの仕方を知る機会もあまりないのかもしれない,,,,,

ただ、気付かないうちに声を酷使してしまってることもある

自分の声の特徴にあったメンテや、発声方法環境づくり、など

ちょっと意識するだけでも違ってきたりする…………

ということで今回は、

◆声質の違い・違いによっての保護の仕方を知ってその違いを生かしてしまおう

というお話です。

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❤︎1、声の絶対音量の違い

これは違うということはわかっていても、信じられないほど違いがあってびっくりです

普段の会話でもよくありますが、話してるだけなのに、妙に張って話す人、しっとり話す人など様々….

私は以前、喉を痛めた経験があるので、

声に対する注意力が変わり、他者の声にも意識がいくことが多くなりました…..

会話なのに声を張って話す人 (声が大きい人) は逆に声のもともとの絶対音量が小さい場合が多いなぁなどなど….

つまり、

“声の抜けが良い人”は張って喋らなくとも自分の声がはっきり聞こえるので
そんなにシャカリキになって声を張り上げる必要がなく、程よい音量になる。

逆に“声の抜けが良くない人”は、雑音や他の音や他者の声にもみ消されやすく、
自分で自分の声をキャッチしづらいから声のトーンが大きくなってしまう……
(発声に力が入る)

で、単純に聴覚が弱い人も通常の声のトーンも張り気味になりますよね

そして当然、それらは差もあり、その振り幅はとても大きい……

で、とても声のヌケが悪い人、聴覚がかなり弱い人は、

それに気付けてないと、喉を痛めやすい…….

そして、喉を酷使してる覚えはないのにも関わらず

元々の声質・生活習慣・環境の違いによって
声に大きく負担をかけてしまってるパタンも多い

“声の抜けが良い人”
→絶対音量が大きいので、少ないエネルギーで声を発することができる

“声の抜けが良くない人”
→絶対音量が小さいので、大きなエネルギーで声を発するようになる
→よりパワーが必要で、喉を痛めやすいし、疲れやすい

この違いって改善できる部分と、できない部分がある….

もともと生まれ持ってきた声質自体の根底は変えられないということですよね…..

まずはそれを理解して、自分はどうなのかを知り、
自分の喉の負担を減らし、ある程度の強化、身体パワーの向上を意識していくしかない。

面倒ですがそれは単なる個人差なのでさらり受け入れて対策を意識した方が楽だ……

“声のヌケ”が良い方ではないのであれば、

  • 雑音の中での会話はなるべく避ける、普段から喉で張って声を出すクセを改善する
  • 会話の地点から息を吸うように発声するクセをつける

などを意識することで喉への負担はだいぶ減る。。。。

あと、お酒を飲むと耳が遠くなりがちなので、
必然的に張ってしかもノーヴレスでおしゃべりしまくってしまう人もいる…

これはかなり喉に負担がかかるので、できれば避けたい

でもたまにはそういうこともあるのでしょう….人間だもの 笑

ただその場合、その後ちゃんとしっかり喉を休ませてメンテしてあげるべきです

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普段から張らないで話すことをまず意識することが大事

しっかり休ませる(大事にする)
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❤︎2、声の太さ細さ高さ低さの違い

気管の太さや喉の形、声帯の質など、そういった生まれもった質感の違いは大きい

髪質なんかと一緒でこれは根底から大きく変えることはできない部分

例えば音域って訓練次第である程度広がる幅もあるけど、

飛躍的に音域を広げるのはやっぱりかなり難しい

1オクターブくらいしかレンジがない人が 7オクターブとかになるなんて可能性は考えなくとも低いのはわかる

ただ1オクターブのレンジを安定させたり、もう少し広げる、ということなら可能性はぐんと広がると思う。

そして通常、トレーニング+α、『ケア』をしなければ年齢とともにレンジは狭くなっていきがち

経験から言えば、歳を重ねれば重ねるほど、

トレーニング自体より、
ウォーミングアップとケアをどれだけ丁寧にできるかによっての差が大きくなる

なので声の太さ高さが下降してくる前に、
できるだけ若いうちに基礎となる発声方法は身につけておきたいところに思う。。。

アップは主に声帯周りの筋肉をほぐす、あたためるだけでもかなり違う。

自分が出せる低いキーで、『ん〜〜〜』ってハミングすると声帯がほぐれていいですw

そして
本番前には喉を冷やさないことも重要

例えばアイスを食べる、アイスシェイクを飲む、寒いのに我慢する
などは断然避けた方がいい

いきなり突然声を大きく出す前に、まず喉と身体全体をほぐし、温め、
ォーミングアップをゆっくりやることはとても大事

==========
声の太さ細さ高さ低さなどを根底から変えることは難しい

いきなり声を張り上げない(ウォーミングアップとケアが大事)

本番前に喉を冷やす行為は避ける
========

❤︎3、声の乾燥度の違い

喉、声帯にも、乾燥肌、潤い肌的なものがあるようです

この質感って肌の質の違いにも近く、乾燥肌の人は声帯も乾燥しやすい….

なので、普段から部屋を乾燥させない、水分をしっかりとる、飴を舐める、新陳代謝を良くするよう心がけるなど、普通に基本的なことでカバーできることはしておきたい

あと、ビタミン類の吸収(栄養素はただ摂取しても吸収できてない場合が多いので食す組み合わせも重要みたい)

いや、当然ですね笑

で、声質にも透明でみずみずしい声と、ハスキー系の声など、いろいろありますよね

ハスキー系の声の方にもいろいろある…

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とにかく乾燥は喉の敵………….
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それと、花粉症、鼻炎の方って多いと思うのですが、

私も花粉症です

なので鼻炎薬を飲まざるを得ないので身をもってわかるのですが、

鼻炎に効く薬は、超 喉が乾燥するんですよね……..

身体の水分を全て取られたんじゃないのかい?ってくらい
や口の中全体が乾燥して、喋ってる声すらぜんぜん出なくなる…

特に、低いキーが出なくなってしまい、上ずる感じ….

病院から副作用の少ないものや、刺激の少ない噴霧する薬(通常の点鼻薬は刺激がありすぎて悪化してしまって私の場合逆効果になる)を処方してもらい活用してますが、効き目が当然薄い

だから結局ひどくなるとキツイ薬を服用せざるを得なくなる

なので、潤す工夫や、対策も必要になってくる

同じような経験がある人も多いと思うのですが、
私の場合は生姜はちみつ紅茶、のど飴、喉スプレーなどで乾燥を防ぐなどをなるべくしている。

特にハチミツは結構な頻度で活用しています。

❤︎4、声・喉の強さの違い

上記のように、生まれ持ったものの違いや、環境、生活習慣によって、

喉が強い人、弱い人、その差はかなりあるということは特に把握しておきたいことに思う

寒がりな人、暑がりな人、体力のある人、ない人などの差がはっきりしているのと同じように、

とても差があるので、
他者が平気だからといって自分も気にしなくていいかというと違う

お酒飲みまくってタバコ吸いまくっておしゃべりしまくってもほとんど影響ない人もいれば、
電話で少し話しただけでダミ声になる人もいます

あと、“回復力の差” もとても個人差がある

翌日には元どおりな人もいれば、一週間調子悪いなんて人もいますよね

それはもう単なる個人差と割り切って自分に適応してく方が断然楽…

なので

===========
弱さをはっきり知ってケア・管理することが先決
========

❤︎5、声の “マイクのり” の違い

セッティング

上記の内容の差によって、
“声のマイクのり”

がとてもいい人、よくない人がいます

これもこんなに差があるものなの?ってくらい個人差がある

前にくる声の人と、いくらボリュームを上げても前に来ない埋もれてしまう声の人もいる。。。

弦楽器でいうと、ブリッジ側の音が埋もれづらい音で、ヘッド側になるにつれ、埋もれやすい音になるように…

でも、埋もれやすい声や、埋もれやすい音が 心地悪い声や音なのかというと違いますよね?笑

だからどっちがどうということではない

ただ、埋もれやすい場合、
声の使い方や生活習慣などで声を守る工夫が必要ということで….

埋もれやすいとモニターしづらくなるので、
もっと出力アップしなきゃって余計な力が入ってしまったり喉で張ってしまいがちで

喉を痛めやすくなってしまうから….

でも、ちゃんと訓練していてもその “声質自体の差” の”根底部分”は変えられるものでない部分も大きい

声質の差でわかりやすい例としては、

例えばスマップの草薙くんなんかはもともと話す声のヌケがいいですよね

声質にエッジがあってグリッとしてます

張らなくてもマイクのりがいいので、ボリュームをそんなに突かなくても良さそう(歌声は知りませんが..)

そういった違いはどうしてもある

で、例えば歌う場合、その個人差を埋めるセッティングも必要になってくる

セッティングの最重要は
全体のボリュームを上げすぎないこと
モニターしやすくすることで、これが喉への負担を減らすことにもつながる

普段の訓練は内部事情でそれぞれやればいいですよね

でも最終的なその “差” は0にはできない

なのでそれをフォローする何かを意識すべき時もある

極端に言えば、声の絶対音量が小さく、マイクのりが悪いのであれば、

現場では自分にあった環境を瞬時につくる意識や厚かましさも必要

効果的なのは、
モニターの位置を自分向けに設定し直す、立ち位置を変えるモニター音量を調整してもらうなど。

スタジオ練習なんかでは特に、

立ち位置、モニタースピーカーの向きなどを調整するだけで劇的に改善される場合も多い

もしモニターしづらい状況ならそのままにせず、試してみて欲しい

そして当然マイク自体でも歌いやすさは変わる

無理に声を張り上げなくてすむマイクをできるだけ選択したいですよね…

マイクについては下記に書いてるのでここでは省略します↓

❤︎6、自分の声の生かし方を考える

長々と書いてしまいましたが、一番言いたいのここで、

自分の短所に思えるところを変えることメインに考えても、
元からある人、元から持ってる人のようにはならないということをある程度受け入れて

それとどうやって付き合っていくのがベストか?にサクッと切り替えられることって大事なのでは?

ということなんです….

自分の声質を知ることは自分の声のメンテ、保護の仕方を知ることにつながり、
持ってる特徴を最大限伸ばすこと
生かすことにつなげられるよねということ。

そこはさらに伸び代のある部分になりうる。

声のヌケない細い声の人ならそれを特徴として生かすようにする

それを生かせる環境づくり・曲づくりをすればいい

強い声や音域のある声やヌケのいい声になって上手に歌おうとするより、

自分の短所を大げさなくらい拡大して生かしてしまう方が面白い

と、ふと思う

声も強く、音域があり、歌唱力があるのであればできる幅は広く、
それはそれで悩むのかもしれないけれど、様変われるということでもあるので、
いろいろ遊んでみるのもいいと思う

そんなところです。。。。

といことで、

良いボーカル人生あれ!

しゃらんるあぁああああああああ❤︎

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\(`^\(`^`)/^`)/ ♪ 

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