音楽民は曲を作るでしょう
音楽民でない人も作るかもしれません
つまり曲の作り方って人それぞれで
それらのやり方を聞くのって面白いなと想うんです
色んな人のやり方を聞いてみたいなとも想う
で、ふと私のやり方ってどうだっけ?ってたどってみましたら、
今はかなりやり方変わってきてはいるのですが、
曲を作り始めたばかりの頃のやり方って基本的には、
これって誰でも出来るやり方じゃないかな?
っと思ったので今日はソレを書いておきます
思いつきを声で録音しとく
アイディア・よぎったものを録音できるようにしておく
ふとした時に、メロやリフなどが頭によぎることありますよね…
昔と違って、今は『スマホにぱぱっと音声を録音しておける』じゃないですか…
なので、思いついたり、ふとしたアイディアを逃さずに、とりあえず鼻歌とか、声、音声で録音しておく。
iPhoneなら『ボイスメモ』とか『GrageBand』ですね。
私はほとんどの場合ボイスメモですが、GrageBand なら多重録音もラクラクです。
GrageBand だとあとでDAWにもってくときも便利だし
簡略的なデモとしてはこれだけで完結出来てしまうのでフル活用するのもいいかもしれません。。。
とにかくボイスメモか、ガレバンにアイディアをぶち込んでおきます。
ただ思い浮かぶままに断片的でいいので録音しておく。
これらはネタにつまったときなどにも助けになりますw
全体の流れを声メインで作る
アイディア録音ストックから選び、全体の流れを作る
アイディアは、
だいたいの場合は断片なので、あとでそれらを作り込んでいく作業が必要になってきます。
①まず断片がサビ的なのか、Aメロ的なのか、Bメロ的なのか、またはリフ的な何かなのか、いろんなパタンがありますが、
その断片から1曲通しての流れを想像していく。
私の場合は歌モノが多いので、メロで想像してつないでいきます…
②この地点でギターかベースか何でもいいですが音の出る楽器をチューニングして
キーがわかる程度、メロの響きを感じながら発想できる程度に使っていく。
※声のキーが楽器の音階の中途半端なところにいかないようにするため程度に使う。
楽器を奏でるとかが必須なわけではない。
現在はギターとかで直接コード的なものを鳴らして形にしてく場合も多いのですが、
楽器はなるべく最小限にしておくほうが想像力が膨らみやすいかなと…
展開などは、出来てる流れを通して唄って展開したいとこでピタッと止めて、
ふと次の音が聴こえてくるのを待つw
ピタッと止めると、次の音が思わず出てきちゃいやすい
もしくは録り貯めていた他のアイディアの断片が以外にもつながったりもします…
そして鼻歌的に描いていく。
流れができたら忘れないようにざっと録音しておく。
ここでもガレバンかボイスメモ。
この地点でコード的なものも声と一緒に大雑把に入れておく方が早いですが、なくてもいいかなと。
イメージが少しでも膨らんで来たら、
③DAW(ProTools か PCのガレバン)へ移動します
テンポをテキトーに決めてトラック録音する
(メロをまるごと録音しておく)
(上記のボイスメモ等で既にコード的なものもある場合はそれもトラックに分けて入れておく)
④③の段階で完全にメロだけの場合はここでギターなのか鍵盤なのかなんでもいいですが、
ガイド的な和音をおおまかに入れる。
※声で和音的なものにしても良いかと…
これで流れのスケッチの核が出来たという感じです
⑤それに対してリズムやベースなどを想像します
各パートのトラックをほとんど声で録音することも多いです
(イメージ、聴こえてきた音を大雑把に声で録音しておく)
何故楽器をすぐ使わないのかというと、
楽器を全く使わない方が自由になれることも多いから….
基本的には音を出しながらではなく、想像で聴こえてくるのをキャッチしてく感じというか…
ドラムの場合 ドンタンカツンカツカツカ とか、
ベースの場合 ドゥンドゥン とか
ギターの場合 ジャカジャカ とか w
全体を作りこむ
①ここまできたらその響きを聞いてリズムトラックで核になるパタンを2〜4小節作り、とりあえずループさせておく
②それらを聞いてメロの響きに欠かせない核になる音を楽器で録音してく。
(ギターかベースです⇒私の場合、メンバーに鍵盤はいないのでこの地点で鍵盤はナシになりますが、鍵盤の音の並びの方が感覚でつかみやすいかも)
③それからメロと録音した楽器のみにして(他のトラックはミュートして)リズムトラックを軽く作り込んでいきます⇒ 前奏、Aメロ、Cメロなどのリズムの流れを作っておく
④ベーストラックを聴こえてくるままに作っていきます
(声で録音しておいたイメージを生かしてふくらましていく)
⑤ギタートラックを聴こえてくるままに作っていきます
(声で録音しておいたイメージを生かしてふくらましていく)
⑥ドラムをもっと作り込む
(声で録音しておいたイメージを生かしてふくらましていく)
⑦だいたい私は歌詞をこの辺りで書きます
⑧歌詞を入れて歌を仮録
⑨各トラックは必要があれば録り直しとく
(アレンジを見直す)
⑩歌入れ
(アレンジ再チェック)
⑪仮MIX
⑫メンバーへ
(アレンジ再チェック)
こんな感じ?….だと想う笑
誰でもできる作曲方法のまとめ
曲の全体像は声だけでも作れる
たとえば全く楽器が弾けなくとも、多重録音出来る機材さえあれば作曲は出来るということで…
全部声でやってもいいんですもんw
で、もしそれがイヤなら
DEMOとして誰かに楽器で編曲してもらえばいいですもんね…
メンバーがいればメンバーに担当してもらえるだろうし…
誰ともしないのであれば機材をしっかり揃えて音源でループさせたり
シーケンサーでやったり音源を切り貼りする事も出来るし…
今の時代ならトラック数を気にしなくていいし、楽器が弾けないとしても機材を使うことによってカタチにすることはできる。
私も楽器ほぼ弾けない頃から曲は多重録音の感覚で作っていた。
もっと言えば、バックトラックは全くなくてもいいかも
メロと歌詞さえあれば歌は作れる。。。
ということで、
音楽ライフあれ!
しゃらんるああぁあ❤
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