印刷物の入稿データは入稿する印刷屋さんに合わせてデータを作成しますが、
印刷屋さんによってその規定はかなり違いがあるので注意も必要ですよね….
なので最初の段階、データ制作する前に確認しておいた方がいいことが結構ある。
ということで今回は、
できうる限り先に確認しておかないと後で泣きを見るw
の、メモです!
印刷物入稿規定チェック項目
- 入稿先の公式Webサイトがあればまず先にチェックしまくりまくっておくw
まずはこれが最重要かなと…
いまだに公式サイトがない印刷屋さんも確かに存在しますが、
Web上に情報が上がってるならモレなくチェックしまくっておいて、どうしても不明な点だけまとめて問い合わせるってパタンが最良でしょうう….
『入稿データ作成の注意点』的にわかりやすく開示してくれてる印刷屋さんも多いです。
そこを踏まえた上で、ざっくり箇条書きメモw↓
❶カラー設定の確認
IllustratorやPhotoshopなどでのカラー設定は、一般的な設定である、
- RGB:sRGB IEC61966-2.1
- CMYK : Japan Color 2001 Coated
でOKなところが多いが、微妙に違ってたりする場合もあるので、チェック必須。
そもそも濃度は300%以内にしてくださいなどのパタンもあるので。。。。
そうなってくると根底部分から全てくるってくるので、後で面倒なことになりやすい。。。
にも関わらず、
『それを開示してもいないし説明もない』
『入稿してしまってからデータ不備のお知らせが来る』
なんてパタンもあるのでこちらから先につっこんでおきたい 笑
※その場合はこちらをチェックしてみてください↓
※そのほかこれらも参照↓
▶︎イラレファイルをpdf保存すると色が変わってしまう場合の対処法
❷配置画像についての確認
- 配置する画像は埋め込み・リンクのどちらが良いか
- 配置画像のファイル形式は?
- PSDやTIFFでもいいか
- EPSの場合エンコード方式は?
- カラープロファイル埋め込んでいいか
- 埋め込みの場合も画像は添付した方が良いか
- 配置する画像CMYK濃度は350%までで良いか
- 解像度は350dpiで良いか
なんでもOK!JPEGでもPNGでも通るよ!ってところもあるのですが笑、それ結構微妙かと思う。。。
そして、配置画像はいまだにEPSしかダメってところもある。
そうなってくると配置画像の透過処理等もめんどくさくなってくるし、ファイルが無駄に重くなったりするので、PSDやTIFFでもOKってところがベストかと…
カラープロファイルの埋め込みや、EPSのエンコード方式でエラー出る場合もあるようなので、その辺りも先に把握しておきたい。
※解像度についてはこちらも参照↓
※その他画像の処理等はこちらも参照↓
▶︎『画像ファイル形式の違い』って?どう使い分ければいいの?の件
▶︎イラレで透明部分を分割・アピアランスを分割・ラスタライズする【違いと使い分け/やり方】
❸その他の確認
- K100%に自動でオーバープリントがかかったりしないか
- 納品ファイル形式(CC,CSのバージョンなど)
- その他注意事項はないか
データを下位バージョンにすると不具合やトラブルの元なのでCCバージョンで対応できる先を選ん方がいいです。
他にも作成内容、ファイルの内容によって前もって確認しておいた方がいいことはもっとあるのですが、
最低でも上記のことは把握した上で制作したいかなと….
ってことで
素敵なデザインライフあれ!
しゃらんるわあああぁあ❤︎
Adobe CC 全部のアプリケーション使える環境はこれから更に個人の強い味方になってくれますぞw↓
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